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五話 ページ6
次の日
薺『おはようございます』
歳三「ああ、」
勇「とりあえず名前を聞きたいんだが」
薺『ああ、詠海薺だ。』
勇「では雪村君のように誰かの小姓に」
歳三「小姓?」
薺『いや、別に俺は』
歳三「おい、詠海、お前、」
薺『何ですか?』
歳三「隊士じゃダメか?」
薺『別に良いですよ』
勇「では隊士として身を置きなさい」
薺『ありがとうございます』
勇「だがな、どこの隊に入れても戦力がな、」
歳三「じゃあ組長補佐でいいじゃねぇか?」
薺『はぁ』
勇「では八番組でいいか?」
薺『因みに誰で、』
勇「藤堂平助だ」
薺『あいつか』
歳三「じゃあ決まりだな」
勇「部屋は平助と相部屋でいいか、」
歳三「まぁいいんじゃねぇか?」
薺『(男と相部屋とか死ぬわでも身を置かせてもらう以上我儘は。)わ、わかりました』
歳三「じゃあ幹部を集めるか」
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作者名:黒咲奏恵 | 作成日時:2017年8月23日 20時