氷鷹家の長女 IV【あんスタ】 (ページ5)

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☆話ページ5

嵐パアッ「！Aちゃん！！」

『あら、なるちゃん。3年の教室になにか用かしら？誰か呼ぼうか？』

嵐「ふふっ、ありがとう！でもアタシが用があるのはAちゃんよォ」

『…私？』

『いいの？奢ってもらっちゃって…ごめんなさいね、ここは先輩の私がやるべきなんだろうけど』

嵐「良いのよォ。誘ったのはアタシだしね！！それに、Aちゃんは細すぎ！！！もっとちゃんと食べないと」

『うっ……だってし、身長が……低いから』ボソッ

嵐「…はぁ……だから食べないのはおかしいわよ？体重がいくらかは知らないけれど、見た目に全然現れてないし…もっと食べなさいな♪」

『…うん、ありがとう。なるちゃん。……で？話って？』

嵐「あ、話があるのはアタシじゃなくて」

凛月「おーれ♪」

『！？りっちゃん………！？！！！』

嵐「じゃあ、あとは二人で楽しんでねェ。はい、凛月ちゃん、ケーキと紅茶」

凛月「ありがと、ナッちゃん。またね～」

『………？？？？？』

凛月「動くのしんどかったからナッちゃんに連れてきてもらったんだ～」

『電話してくれたら良かったのに…で？どうしたの？？』

凛月「んーとね…最近、まーくんの様子がおかしいから、告白でもしたのかなーって思って」

『！！』

凛月「……ふふっ、A。表情隠せてないよぉ…？女優でしょ？？」

『…様子が、変って……』

凛月「安心して？ただ、Aのために何が出来るか一生懸命考えてるだけだから…♪」

『……まーくんは、私なんかを好きになってくれたの。でも…私はその気持ちには答えられなくて。挙句の果てには告白を遮ろうとして…』ポロッ

凛月「よし、よし…♪泣かないの～。あんたも涙もろくなったねぇ」