百歩譲って美醜逆転世界に転生したは良いけど夢主ポジの人の過去重すぎて自分がちっぽけに見えるんだが【東iリiべ】

美しい者が50人 ページ3

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「過去から逃げていたって何も変わらない」

『うるさい！！！アンタに何が分かるの！！！』




ホントに煩わしい


アンタなんか、知らない


こんな奴見たことも無いし、名前だって聞いたことが無い





「そうやって過去から逃げて何になるの？」

『過去から逃げる事は悪いことじゃない！！立ち向かう事だけが強い訳じゃない！！！』

「別に強さ云々の話をしている訳じゃ無いのだけど」



煩いよ………


ヤダよ……。"僕"を知ってる人なんか、要らない



『………アナタも、私を受け入れない？』

「当たり前じゃん」

『なんでよ』

「無理に変えなくて良いでしょう？」




意味わからない


コイツとは、分かり合えないな




「お、おい……！A、落ち着けって！オマエもちょっと待てよ！！話が見えない！」

「そんなの簡単よ。私が幼少期のこの子を知ってて、幼少期の自分を捨てたこの子はそれが気に入らないの」

「は、はぁ…………」




勝手に言わないでよ


どうせ、全部知ってるんでしょ




分かるハズなのに、なんで





「ねぇ、なんでそんなにお兄さんに執着してたの？」

『家族だもの。当たり前でしょ』

「当たり前？そうじゃないでしょ。じゃあなんで両親には執着しなかったの？」

『あの人達は家族じゃないから』

「家族でしょう！？なんで事実から目を背けるの！？」

『アンタは私の辛さが分からないからそんな事言えるんだよ。何も知らない奴の言葉なんか、紙切れと同じくらい軽いの。気持ちなんか何も変わらない』




そう。そんな奴の言葉に心が揺れる程私は落ちぶれてなんかいない


…………ハズなのに、どこか核心を突かれてる気がする




『血が繋がっていないのに家族なんてオカシイ！！あんなヤツらが家族なんて私は認めない！！！私の家族はお兄ちゃんだけ！！！！』

「事実に目を向けなさいよ」

『………知ってた？事実は時に人を壊すの。自ら壊れに行くなんて、そんなバカな事はしないのよ』

「確かにそうかもしれない。でも、それは事実から目を背ける理由にならない」

『充分すぎる理由でしょ』

「違う。アナタは事実を知りたくないんじゃなくて、事実を理解してくないだけでしょ？事実はもう知ってるのよ」





………………なんで、お見通しなのかな


熟、うざい














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ホントに更新遅いですよね、すみません………

マジ案が浮かばなかったりスランプ気味だったり……ホントごめんなさい

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