132話 ページ35
『1・2・3、1・2・3っと、うーん、やっぱり上手くいかないです…』
次のライブで踊るダンスでどうしても上手くいかないところがあったから、練習してるんですけど…
どうしたら、上手くできるでしょうか…?
『此処には来たばっかりで他の皆さんより遅れてるのに、此処で足を引っ張って迷惑かけたくないです…』
『でも、本当にどうしたらいいんでしょうか?必死こいて練習するしか私に出来る事なんてないですし…』
「あれ?菫ちゃん何してるの?」
『あ、めぐりさん…』
「俺たちも一緒だよ♪ねっ、ゆうたくん!」
「アニキ!いきなり飛び出してったら、菫さんびっくりしちゃうって、さっき言ったばっかじゃん!」
「そーだった!ごめんね、ゆうたくん♪」
「ア〜ニ〜キ〜?」
「こら!菫ちゃん、びっくりしてるからやめなさい!」
「「ご、ごめんなさい」」
「まったく…あ、ごめんね菫ちゃん、突然でびっくりしたよね?」
『い、いえ大丈夫です、少しビクってしたくらいなので…』
「そ、そっか、ならいいの、うん」
「それより、菫ちゃんいったい何してたの?なんか踊ってるみたいだったけど…」
『ええっと、もうちょっとでGARDEN*のライブがあるじゃないですか』
「うんうん、それで?」
『それで、まだ出来ていないところが一箇所だけあったので、それを出来るようにしようと思って、此処で練習してたんです…』
『私1人の練習でレッスン室を借りてやるのも、申し訳ないから、人気の無い此処で練習してたんです』
「そっか、うんと、菫ちゃんが嫌じゃなければ、今度教えてあげようか?」
『嫌だなんて、そんな事ないです!すっごく嬉しいです!けど、めぐりさんの貴重な時間が減っちゃうのが申し訳なくて…』
「大丈夫だよ!気にしなくても!」
『で、でも…』
「それに、菫ちゃんの事だからちゃんと出来るようになるまで、ずっと練習するつもりだったでしょ?」
『う…だってそうしないと、めぐりさんたちに迷惑がかかっちゃいますし…』
「そんなこと気にしなくていいんだよ!私たちみんな、仲間なんだから、もっと頼ってくれていいんだよ!」
『めぐりさん…分かりました!』
『私にダンスを教えてください!きっとめぐりさんに教えてもらったら出来るような気がするんです』
「うん!分かったよ!じゃあ、何日が空いてるか教えてくれる?」
『は、はい!えっと空いてる日は…』
(文字数の関係で次に続きます)
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クシナデソーマ(プロフ) - 暗黒ショタコンとーしゃん*さん» いいよー (2018年8月3日 15時) (レス) id: 5c1e0f6f03 (このIDを非表示/違反報告)
暗黒ショタコンとーしゃん*(プロフ) - 更新しまーす。最終話まで終わらせていいかな? (2018年8月3日 14時) (レス) id: 2dfd0d6f1d (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと@ぜるだぁり(プロフ) - 更新しました。遅くなりました! (2018年7月29日 23時) (レス) id: 966ade018a (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと@ぜるだぁり(プロフ) - お久しぶりです?更新させていただきます。 (2018年7月29日 0時) (レス) id: 966ade018a (このIDを非表示/違反報告)
歌菜子 - 更新しました (2018年7月28日 21時) (レス) id: f536951616 (このIDを非表示/違反報告)
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