第五十二話 女だからと舐めてはいけない ページ9
あれから少しして…
『おいおい…ゴンの錫杖騙し取ったってどう云う事だ?あ?怒』
兄「良い度胸してんなぁ?トンパよぉ…怒」
ト「…汗」
僕らは今、凄く怒ってる。
だって、ねぇ?ゴンの純粋さを利用して自分は楽したんだもんねぇ?
これはもういっそのこと処してしまおう。
大体人間界にこんな奴がいるから世界が狂うんだ。
ゴ「で、でもトンパさんが言ったことは本当の事だったんだよ?」
『ならいっか!…って、なる訳ないでしょ!?大体君にも言ったよ!?騙されないようにって!お人好しにも程がある!!怒』
兄「ハンター試験にお人好しの心なんか要らねぇ…ハンターの世界はそう甘くねぇんだぞ、ゴン」
ゴ「ウッ…だってぇ…」
『だってじゃない…怒』
ト「まぁまぁ、それくらいにしといてやれよ…」
あ、兄『誰のせいだと思ってんだおいコラ…激怒』
…と、まぁこんな感じ。そして今に至る。
『ほんっと…はぁ…怒』
ト「なぁ、そろそろ離せよ。」
僕は今、トンパの胸ぐらを掴んでいた。
『黙れ、お前に喋る権利は与えていない。さっきも言ったろ?誰のせいだと思ってんだ、あぁ?ひねり潰してやろうか?怒』
パ(ちょっ…A…)
ト「ふん、やってみろよ。(…所詮女だ。そんなこと出来るわk「ズガァァァァァアンッ!!」)!?」
全「!?」
僕は、トンパの後ろにあった壁を触っただけで粉々に砕いた。
ト「ひっ…!蒼白」
『女だから出来ねぇだ?…舐めてんじゃねぇぞ…巫山戯たこと抜かしやがって。マジで1回痛い目見とくか?あ"ぁ"?激怒』
ト「す、すみませんでしたぁぁぁぁッ!!泣」
チッ…
『クズが…調子乗ってんじゃねぇよ…怒』
パ(A…やり過ぎだよ…汗)
これぐらいしないとダメでしょ、此奴は…
『さて、僕も宝持ってきたから鑑定して!ジナー!バナー!』ニコッ
バ「はい。では此方へ…」
『うん♪』
全−あ、兄、ジ、バ「「(…絶対怒らせたらダメな奴だ…汗)」」
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作者名:白夜 | 作成日時:2017年7月8日 0時