第四十六話 兄妹愛 ページ3
合格の判断が出された僕らは出口に向かって歩いていた。
『兄様…あれ、出口ですかね…?』
兄「あぁ、多分そうだな」
出口の前で止まると、扉が開いた。
ゴールと同時にリッポーのアナウンスが入り、どうやら僕らが最初の合格者らしい。
『しばらく暇ですね、兄様…♡』スリスリ←
兄「俺はこのままでもいい…♡」ナデナデ←
『僕もです…♡//』←←
ゴールしたは良いもののまだまだ時間がある為、僕らは絶賛暇中なのだ。まぁ、兄様と長く深く触れ合えるなら僕は別にいいんだけど…
『チッ…来てますね』
折角兄様とイチャイチャしてたのに…
兄「チッ…しかもこの嫌なオーラ、彼奴しかいない…彼奴が居るとなるとAを甘やかす事が出来ねぇ…(Aの可愛いとこ見られてたまるか…怒)」
『あ、兄様…///』
僕らを余所に扉が開く。
リ[44番ヒソカ三次試験通過第三号!]
ヒ「ん?三番目?…おや、仲直り出来たんだね?A♥」
『やっぱお前かヒソカ…』
兄「おまっ…此奴と知り合いだったのか!?」
『今回のハンター試験で…』
まぁ…横抱きされたりセクハラされたり…(
兄「ヒソカ!いくらAが可愛いからって嫁にはやらんからな!!怒」
『ちょっ、兄様…!誰もあんなサイコの所になんか行きませんよ…!』←
ヒ「ククッ…♥Aのお兄さんってシスコン?」
兄「シスコンじゃねぇ!妹が可愛すぎて誰にもあげたくないだけだ!!」
ヒ「うん、それをシスコンって云うんだよ?」
『僕はブラコンですよ兄様ッ♡』←
兄「じゃあ俺はシスコンだッ!」←←
『もうっ!//兄様ってばッ…♡///』
兄「と云うか待てッ!俺ちゃっかりAの性別バラしたッ…!!すまんAッ!!」
あぁ…そんな事気にしなくても…
ヒ「僕、Aが女の子だって知ってるよ♥」
兄「は??」
兄「どう云う事か…お兄ちゃんに説明してくれるな?A?」
そう云って僕に迫ってくる兄様…
色気がとても…///
『はい…♡兄様…♡』
そうして僕は何があったのか全て兄様に話した。
兄「ほう?手前ぇヒソカ…覚悟出来てんだろうなぁ??怒」
ヒ「ヤ るかい?僕は全然いいけど…♡」
おーい、やの字がおかしいぞ〜←
『もう、兄様…ヒソカなんかより僕に構って下さい!』ギュウゥッ
兄「!…可愛いなぁAは//」ナデナデ
兄「おいヒソカ…今回は許す。が、次は容赦しねぇからな」ギロッ
ヒ「…はいはい♠」
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作者名:白夜 | 作成日時:2017年7月8日 0時