こんにちは神楽ちゃん ページ21
「げッ、Aアル」
大江戸スーパーでの買い出しの最中、聞き覚えのある声に振り向けば眉間に皺を寄せた女の子。
神楽ちゃんがすごく嫌そうな顔で私のことを見てた。
「その反応ひどくないですか！？」
「今日はアンラッキーデーアル。なんでこんなとこでお前と会わなきゃいけないアルか」
「あれ！？初対面のやさしさはどこへ！？」
私の渾身の突っ込みには触れずに大きくため息をこぼす神楽ちゃん。
そんなに嫌か、私と出会うのはそんなに嫌か。
しょんぼりと肩を落とした直後、今度は聞いたことのない声が近くで響いた。
「あれ？神楽ちゃん？」
後ろからゆっくり歩いて来た男の子と男の人はどうやら神楽ちゃんの知り合いらしく、とりあえず一礼してみれば相手の男の子も「どうも」と人当たりの良い笑みを浮かべながら頭を下げ返してくれた。
「知り合いなんですか？」
「知り合いって言うか、この前ちょっと道で会っただけアル」
「ええ！？この前握手までした仲ですよね！？！？」
「黙れヨ」
神楽ちゃんの辛辣な対応にあたふた。
酷いよこの子、そんなに嫌か真選組は、そんなに嫌か私は！！
「つーかよォ」
今度こそ本当に肩を落としていれば、ずっと黙っていた男の人がもの珍しそうに口を開いた。
「アンタ、誰？」
「ああ、申し遅れました！Aと申します！！」
ビシっと敬礼すれば、若干引き気味の皆さん。
「えと・・そちら方は？」
「ああ、すみません！僕は志村新八です！！」
「俺は坂田銀時だ。万事屋やってらァ」
神楽ちゃんにはあまり受け入れてもらえなかったけど、新八くんや坂田さんはよろしくな、と自己紹介とともに渡された名刺を素直に受け取った。
「ていうか、ソレ何アルか」
未だ嫌悪そうな顔を私に向ける神楽ちゃんは、私の買い物かごを指さした。
そう、さっきからチラチラと視線を感じているのだが、その原因となるものもこれである。
「・・みての通り、あんぱんですね」
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神阿(プロフ) - ☆MARIN☆さん» ありがとうございます！！がんばります！！！ (2016年6月15日 20時) (
レス) id: d25d67767d (このIDを非表示/違反報告)
神阿(プロフ) - 銀色ミカンさん» お返事遅れてしまってすみませんでした！勿体ないお言葉ありがとうございます！！がんばります！！ (2016年6月15日 20時) (レス) id: d25d67767d (このIDを非表示/違反報告)
☆MARIN☆ - な、何かドキドキする展開になって来ましたね……！ 更新頑張って下さい！！ (2016年6月15日 17時) (レス) id: 8824379efa (このIDを非表示/違反報告)
銀色ミカン - お初にお目にかかります。この展開、めっちゃいい＾＾面白いです＾＾続きを楽しみにしています。がんばってください。 (2016年6月13日 15時) (レス) id: 220d4c1752 (このIDを非表示/違反報告)
神阿(プロフ) - 奈々恵さん» ありがとうございます！話の内容はもう既に決定しておりますので暫しお待ちを！ (2016年5月22日 17時) (レス) id: 3a209594c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神阿 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kamiamatome/
作成日時：2016年5月1日 21時
