STORY 61 ページ22
次の日の放課後
「日波、行くぞ〜って…いないしw」
部活に連れて行こうとしたが教室にいなかった
もう帰ったのか?
「なぁ、倉持〜日波知らねぇ?」
倉「んあ?屋上にでもいんじゃねぇーの?」
「あ、そっか…屋上か」
倉「俺、先行ってっから」
「おぅ!」
倉持に手を振って屋上に向かった
いた…
大の字で寝てるしw
目を瞑っている……こういうの見るとからかいたくなる…w
『(_ _).。o○』
頬を抓った
そして伸ばす
『ぅぃ…ゃぁ…』
「ははは…w」
日波はゆっくり目をあけた
少し驚いた顔をしたがすぐに無表情に戻り…
『なんのようでしょうか?』
「部活に行くぞ」
『やだ』
「なんで?」
『野球…好きじゃないから』
「…なんで?野球、やってたんだろ?」
『…』
「じゃあ、他の部活に誘われたら行くか?」
『行くかもね、野球よりいいし』
「…」
『御幸、もう私と関わらないで』
「それは無理だな」
『なんで?』
「【友達】だから」
そう言うと日波は睨んだ
友達……それだけで日波はいつも嫌な顔になる
『友達友達って………友達ってなんなの?』
「それは…」
『…と…て……せ…ば…なん…』
「日波?」
声が小さくて聞き取れなかった…
=========================
起きると御幸が私のほっぺを抓ってた
なにしに来たんだよ…まぁ、わかってるけど
もちろん答えはNOですよ
野球はもうしたくない…
(本当にそう思ってる?)
思いたいよね…
これ以上御幸と関わると御幸を信じちゃう…
いじわるしてくるけど優しい所もある…
もし、それが全部嘘だとしたらなんて考えたらさ………
私はもう誰も信じれないよ…
御「【友達】だから」
やめてよ…そんなこと言わないでよ……
『友達友達って………友達ってなんなの?』
御「それは…」
『友達なんてどうせ言葉だけなんだ…』
御「日波?」
私は御幸をよけて立ち上がり、バックを持って屋上を出ようとした
最後に聞いた…
『御幸はさ……友達って…信じられる?』
御「えっ…」
『私は……信じられない…』
信じたかった…みんな…みんな信じたかったよ……大好きだったから…
でも、叶わなかった…最初から答えは決まってたんだ…
信じても無駄だったんだよ……
123人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しーちゃん(プロフ) - 中本ゆずきはいつ消えるんですか?見るたび腹が立って仕方ありません(*`Д´)ノ!!!夢主のために悪女達が早く消えるように更新頑張って下さい!!← (2015年1月29日 16時) (レス) id: 4e5ea909e4 (このIDを非表示/違反報告)
マンガ大好き*ローちゃん* - 明けましておめでとうございます。 もう、毎日の様にチェックしています!更新頑張って下さい!! (2015年1月1日 10時) (レス) id: 0c74ca56f8 (このIDを非表示/違反報告)
ハルル - 続編も楽しく読んでいます!! コレからも続き頑張ってくだい♪♪ (2014年12月14日 20時) (レス) id: 52ee141386 (このIDを非表示/違反報告)
mino猫(プロフ) - すごくおもしろいです!続き楽しみです! (2014年12月14日 11時) (レス) id: ea3f30a4f2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月の下 | 作成日時:2014年12月11日 1時