*友達なんて* 【御幸一也】

STORY 31 ページ32

清○寺か…



私が寝てる間に行き先が決まっていた




お参りをして…




特になにを願うわけでもないけど…





中にある仏像とかを眺めて




なんかこの仏像面白いな…


髪の毛クリクリしてるw




御「クリクリだ…」


倉「本当だウケるw」


モブ「写真撮っとこうぜw」




そして気づけばお昼




中「お昼なに食べようか…」


モブ「京都って感じの料理食べたい！」




ということで料亭みたいなところに来た




みんな注文していく



御「日波、お前なに食う？」


『お腹空いてないからいらない』


御「だめ、ちゃんと食べなさい」




なんだよその言い方、お母さんかw


しつこいので白飯しとおつまみで頼むような焼き魚を頼んだ


数分後、食事が届いた



全「いただきまーす」



みんな美味しいと連発しながら食べている


うぅ…食べないと…でもマスク外したくない…



おととい、ヤンキーに絡まれて殴られた

少し肩が当たっただけなのにブチ切れて

命の危険を感じた私はとっさに走って逃げたけど…



一人ならまだしも１０人ぐらいいちゃあ〜アウトだよねw



まぁ、逃げたおかげで殴られたのは一発で済んだ


殴られたのは口元


マスクを顎まで下げて食べた




御「…？」



気づかれないようにしなくちゃ…




なにもないままお昼ご飯を食べ終わり…



次の行き先は地主○社




御「なぁ…日波」


『…』


御「無視すんなってw」


『なに…』



そう言うと御幸は私のマスクを外した



『っ！！』


御「やっぱな」


『…』




気づかれてたんだ…


はぁ…



御「ほら、これ貼っとけ」


『えっ…』



ばんそうこうを渡された



御「なんなら俺が貼ってやろうか？w」


『結構』



と、言いながら私は傷にばんそうこうを貼った




中「ついたよ！地主○社！」







中本には聞こえていない…


二人だけの会話であった…

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