島田さんの恋愛事情2

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春ですね。
昇格式では、Qsのみんながそれぞれ階級を上げた。
ハイセが上等捜査官、瓜江と六月が一等捜査官、不知と才子が二等捜査官だ。
特にむっちゃんは、2階級の特進を遂げた。
凄いな、女の子なのに。

「みんなおめでとー！」

才子は1人ご飯をガツガツ食べている。

「パパン！これ、めちゃくちゃ美味いよ！」
「え⁉マジで⁉」

階級を上げた訳ではないので、遠慮していたのだが、才子に誘われたら食べるしかない。
よっしゃ！食べるで！

「んんふっうまうま」
「じゃろ？せやろ？」

何でCCGのご飯ってこんなに美味しいんだろう。

「あ」

才子が、突然、ハイセの方に走っていった。

「凜花」
「く、倉元さん•••」

才子め•••2人にさせる為に逃げたな。
なんですか。なんできたんですか。

「俺だって昇格したんだけどー」
「おめでとうございます」
「何で敬語」

緊張するんですけど。
誰か助けて•••

「く、くらもとさん•••」
「うん？」
「好きです」

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