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4話 ページ5

莉「ライブやります!おねがいします!」

貴「梨子ちゃんそれ看板…汗」

私たちは今沼津駅前でビラ配りをしている。
やはり沼津。人が多い。これなら結果が得られそう。

貴「梨子ちゃん落ち着いて。大丈夫。梨子ちゃん可愛いから大丈夫。」

莉「そういう問題じゃ……」

貴「わかってる。わかってる。私の高校時代もこんなことをしたよ。私最初は恥ずかしくてできなくてさ。先輩になんて言われたと思う?『そんなのも出来ないの!ちょーうざい!』だよ。笑っちゃうよね。でもやるうちに慣れてさ…あっごめんなさい。思い出話ししちゃって、」

梨「先生は高校時代に何を……」

貴「気にしないで、私千歌ちゃんのところ行ってくるね。」

私は逃げるように千歌ちゃんの元へかけて行った。

私がこの時梨子ちゃんがどんな顔をして何を考えていたか知りも知らなかった。





千歌ちゃんはリボンからすると一年の2人といた。
二つ結びをした子はスクールアイドルが好きそうな話し方だ。

ル「グループ名はなんて言うんですか?」

千「あ…」


まさかまさか、決めてないとか……
私そういえばグループ名聞いてない。
まさかの決めてなかった。


………
練習中


貴「1、2、1、2…千歌ちゃんワンテンポ遅い!曜ちゃん右腕持ってあげる!梨子ちゃんもっと大きく!」

「「「はい!!」」」


私たちは今浜辺で練習をしている。みんな元から運動神経がいいのかダンスが上手い。特に曜ちゃん。私が直せといったところがすぐに直してくれる。梨子ちゃんはピアノのせいかリズム感が完璧だ。そして何より千歌ちゃん。ダンスは正直まだまだだ。けれど何か惹きつける大きくなものを秘めている。


貴「はい。終了!おつかれ。水分補給」

そういう時倒れるように倒れる3人。

千「はぁはぁ…Aちゃん先生スパルタだって…」

貴「愛のムチよ。愛のムチ。」

曜「ほんとA先生上手ですよね、やっぱりスクールアイドルだったとか?」

貴「ううん、違う。ちょっとダンスをかじってただけよ」

千「きっとAちゃん先生ならラブライブ優勝してただろうな〜」

貴「それはそうかしら?ラブライブってうまいとかじゃななくてもっと違うものなんかじゃないかな?」

千「違うもの??」

不思議そうな顔をする。
彼女にはまだ憧れであるから話すのは早かったか。でもきっといつか…

貴「きっとわかる時が来るわ…ところでグループ名どうするの??」

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そあむ - めっちゃ面白いです! (2019年11月26日 18時) (レス) id: 4860a4aa66 (このIDを非表示/違反報告)
まりんねこ@ゴリラ(プロフ) - コメ失礼します!梨子ちゃんの、「り」間違ってますよ〜 (2018年12月8日 21時) (レス) id: e3158f9c75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パン | 作成日時:2018年11月11日 21時

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