【瀬名泉】逃げる私と追いかける君【ラブライブ！サンシャイン】 (ページ15)

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15話ページ15

全てが順調に向かっているそんな時だった。

貴「廃校ですか…？」

「えぇ…せっかく来たばかりなのにごめんなさいね。沼津の学校に統合される予定なの。」

廃校か……
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貴「えっとこれはー？？」

外で撮影をすると言ったので同行したら何故かみんなゴスロリ…

千「廃校になっちゃうって聞いて、動画を撮ろうって話になって！」

それでゴスロリ…

ん？見ない顔が。

貴「あれは…？」

曜「あぁあれは一年の津島善子ちゃんです。スクールアイドルやってみないって誘い中です。」

貴「へぇ。ところでその手に持っているゴスロリは？」

曜「先生の分も作ったんですけど、どうですかね？？」

貴「…」

「「「「「おぉ！！！可愛い！！！」」」」」

貴「ちょっと！？そんなじろじろ見ないで！！恥ずかしいじゃない！！」

千「大丈夫！Aちゃん先生とっても可愛いよ！」

こんなおばさんがロリータきて誰が喜ぶのか…

カシャ(シャッター音)

貴「え、誰？？って梨子ちゃん！？今の消して！！」

梨「先生！これだけは。。保存しておきたいです！」

曜「じゃあ、もうみんなで撮ろうよ！」

貴「じゃあ、私職員会議もあるし、ささっと撮って脱ぐわよ！さぁさぁみんな早く集まって！！！」

。

私はそのままそれを脱ぎ職員会議でゴスロリを着た以外はなんて変わりない日を送っるはずだった。

そうはずだった。

ダ「先生。あなたは顧問としてこれについてどう思われますか？」

私は今生徒会に呼ばれ問い詰められている。

貴「ハハぁ(にが笑い)その動画ですね、それは申し訳なかったというか…」

ダ「謝れば済むものじゃありませんわ！こんな破廉恥な動画を！」

貴「あの動画は間違いだと思いますよ。けれど最初からこうやればいいって正解を教えては彼女達は育っては行かない。私は彼女達はラブライブ！優勝できると信じてます。きっと彼女達はこれをバネにさらなるステージへ上がる。彼女達を、Aqoursを応援したいんです。」

ダ「…分かりました。今回はお咎めないしで…ただ先生…お願いです。これからもAqoursを支えてくれませんか？」

貴「えぇ勿論。ごめんなさい。そろそろ練習の時間だわ。遅れるとみんなに怒られちゃう。」

私は扉へ向かう。
そして一度振り返り

貴「ねぇ？あなたの夢終わったわけではないでしょう？いつでも歓迎するわ。」

ダ「！！なぜそれを！」

貴「なぜかしらね？じゃあこれで。」

私は教室を出て行った。