第四十四斬 話すネコ。 ページ44
「……ん」
今、何時だろう……?私はまた寝てたのか……、情けない。
「自室で寝てるってことは、店長やらが運んでくれたんだろうな……。
なんだかんだで力あるしなぁ。あんなにひょろひょろへらへらしてるくせに……」
独り言をいいつつ起き上がった私に、なんだか……変な感覚が伝わる。
「はぁ……。虚、かな……?」
何だろうか、あの市丸ギンに会ってから変なことばかり起きる。
虚とかいう変な化け物と戦ったり、死神になったり……まるでファンタジーだ。
「冷静に考えてみると…………変、だよなぁ……」
「そうかの?」
「そうですよ。だって霊を信じていなかった私が…………へ?」
だ、誰……!!?
「なんじゃ、変な顔でこっちを見おって」
「ネ…………ネコが喋ってる――――っ!!!」
「うるさいのぉ……。昔はあんなに静かだったというに」
昔!?わ、私……このネコと会ったこと、あったっけ……。
「お、お会いしたことありましたっけ?」
「忘れておったか。やはりな……」
「やはり……」
本人(?)がそういうのだから、会ったのは本当に小さかった時なんだろう。
…………なんか、猫の○返しみたいだなぁ。
「A」
「ひゃいっ!」
いきなり名前を呼ばれて、思わず飛びはねてしまった。
「本当に大きくなったものじゃな……」
「は、はぁ……」
「昔のお前はホントにちっこくての。少しでも目をそらせば見失って……」
店長、このネコさんを何とかしてください。
ネコさんが長い長い話をはじめ、私は店長に助けを求めるのだった。
(これ以上、おぬしを死神の世界に巻き込みたくはない)
(そう、喜助も儂も思っておるからの。だから時間を稼いでいるのじゃ)
(……恨んでくれるなよ。A……そして、朽木ルキア)
ラッキーカラー
あずきいろ
今日の斬魄刀は?
瑠璃色孔雀
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雲風(プロフ) - 有紗と主人公の設定を直しました。特に現状のストーリーには関与してきませんのでご安心ください。 (2018年3月27日 21時) (レス) id: 73159258cc (このIDを非表示/違反報告)
雲風(プロフ) - 49話まで埋まった……だと……!?きりがいいので次の話からは続編に移行しますねー。 (2015年3月28日 19時) (レス) id: 5fa6668ea5 (このIDを非表示/違反報告)
雲風(プロフ) - 更新が遅れてもうしわけありません!!! (2015年3月22日 10時) (レス) id: 5fa6668ea5 (このIDを非表示/違反報告)
雲風(プロフ) - ニンジンさん» コメ返が遅れてすいません。夜一さんは口調が難しいですねー^^;精進します。そして、また会話に入れてもらえないという……w毎回コメントありがとうございます! (2015年1月1日 14時) (レス) id: c7f5057e19 (このIDを非表示/違反報告)
ニンジン - 更新ありがとうございます。 じゅ、重要っ…!?それは楽しみです!! 夢主ちゃん起きましたね(`∀´)夜一さんとの絡みも面白いです! これからも応援しています!!頑張って下さい!! (2014年12月14日 3時) (レス) id: a55dc0171d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雲風 | 作者ホームページ:http://kumokaze415.blog.fc2.com/
作成日時:2013年9月15日 18時