第十九斬 新鮮。 ページ19
放課後、私は決意通りに黒崎君の家の前にいた。
「……どうしよう」
私はあまり男の子の家には行かない。……というか行けない。
店長に大体止められるからだ。(今回は無理を言って納得してもらったけど。)
だから、どうやって入ったり話したりすればいいのかが分からなかった。
「こんにちは？……いや、これじゃなんか違うし……。でも、いきなり
ヤッホー！とかいうのは私らしくないし……」
そうやってウジウジしているうちに、玄関が開いた。
「なんなんだよあのクソ親父！……ってうおっ！？お、お前…………」
「あ、えっと……。黒崎君だよね？聞きたいことがあって……」
「俺に？……わかった。まぁ、とりあえず上がれ。立ち話はキツいだろ」
「え！？い、いやいいよ！！いいってば！」
「いいから上がれって。別にヘンなことしねぇから」
「う、うん……」
黒崎君って、意外と優しいんだ。
そんなことを考えながら上がらせてもらうと、可愛い声が聞こえた。
「俺の妹だ。二人。気にしないでくれ」
「へぇ……」
妹かぁ……。ウチにはジン太君と雨ちゃんがいるけど……。
血がつながってると……きっと、何か違うんだろうなぁ…………。
ぼんやりしてたら、いつの間にか黒崎君の部屋に着いたらしい。
ドアが開く。
「まぁ、好きなところに座ってくれ」
「…………」
「……どうした？なんかヘンなもんでもあったか？」
「あ……ううん。新鮮だっただけだよ。気にしないで」
慌てて取り繕う。別に今日は部屋見に来たわけじゃないんだから。ぼんやりするな、自分。
「…………で、聞きたいことって何なんだ？」
「う、うん。………あのさ………。黒崎君って……」
「幽霊、見えるの？」
「……え？」
黒崎君の眼が丸くなる。
「何の冗談だよ！そんなわけねぇだろ」
ハハハッ……って笑う黒崎君。…………必死なんだ。
「私ね、最近見たんだ」
「え……？」
「黒い死覇装を着た、�犹狄性瓩旅�崎君」
「…………なぁっ……！？」
ラッキーカラー
あずきいろ
今日の斬魄刀は？
瑠璃色孔雀
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雲風(プロフ) - 有紗と主人公の設定を直しました。特に現状のストーリーには関与してきませんのでご安心ください。 (2018年3月27日 21時) (
レス) id: 73159258cc (このIDを非表示/違反報告)
雲風(プロフ) - ４９話まで埋まった……だと……！？きりがいいので次の話からは続編に移行しますねー。 (2015年3月28日 19時) (レス) id: 5fa6668ea5 (このIDを非表示/違反報告)
雲風(プロフ) - 更新が遅れてもうしわけありません！！！ (2015年3月22日 10時) (レス) id: 5fa6668ea5 (このIDを非表示/違反報告)
雲風(プロフ) - ニンジンさん» コメ返が遅れてすいません。夜一さんは口調が難しいですねー^^;精進します。そして、また会話に入れてもらえないという……w毎回コメントありがとうございます！ (2015年1月1日 14時) (レス) id: c7f5057e19 (このIDを非表示/違反報告)
ニンジン - 更新ありがとうございます。 じゅ、重要っ…！？それは楽しみです！！ 夢主ちゃん起きましたね(`∀´)夜一さんとの絡みも面白いです！ これからも応援しています！！頑張って下さい！！ (2014年12月14日 3時) (レス) id: a55dc0171d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲風 | 作者ホームページ：http://kumokaze415.blog.fc2.com/
作成日時：2013年9月15日 18時
