本家 ページ27
A目線
その日の夜、ホテルに着いてからも私はずっとあの時のことを考えていた。
この国でなのか、この街でなのかは知らないが、吸血鬼と言うだけで薬も売って貰えないほど、吸血鬼は忌み嫌われているらしい。
もしかしたら、そのせいで吸血鬼たちはあんな闇の中でコソコソと生きているのかもしれない。
しかし、私は、そこまで詳しく状況を知っている訳では無い。
首を突っ込んでしまった以上、この状況を改善することが出来るまでやめたくなかった。
私は決意すると、寛人さんの部屋に行った。
A「寛人さん、寛人さん。」
寛人「あれ？Aちゃん。どうしたの？」
A「...私、やっぱり本家の人達に会いに行きたい。あの時は行かないって言ったけど、やっぱり、行かなきゃいけない気がするの。」
寛人「分かった。明日のファッションショーが終わった後、時間があるから、その時に行こう。」
A「...ありがとう。」
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
そして、翌日、ファッションショーが終わった私は、寛人さんと本家の人達の住んでいる所に行った。
A「...本家の人達、人間嫌ってるみたいだけど、大丈夫かなぁ。」
寛人「僕のことは気にせず行きなさい。」
A「...うん。」
屋敷の扉を開くと、ギィーと音を立てて開いた。
叔母「あら？Aちゃんじゃないの。いらっしゃい。...そちらの方は？」
A「こんにちは、叔母さん。こちらの方は、私のマネージャーの寛人さんです。」
叔母「こんなとこに何しに来たの？教祖になる決心でもついたの？」
A「昨日、この周辺での吸血鬼の扱いについて見ました。吸血鬼だからと言って、薬を売ってくれなかった店主に、それを囃し立てる野次馬たち...。この周辺では吸血鬼は嫌われているのですね。」
すると、叔母さんの顔がくもった。
叔母「...そうね。この辺では忌み嫌われているのよ。」
A「私、どうしてそうなったのか知りたいんです。そして、改善したい。今の吸血鬼の状況を教えてくれませんか？」
叔母「...そう。この状況を見たのね。話してあげましょう。2人とも、こちらの部屋へおいでなさい。」
そう言って、叔母さんは奥の部屋に私たちを連れていった。
...to be continued
更新遅くなって申し訳ありませんでしたーー！
m(*_ _)m
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柊海翔(シリアスメーカー)(プロフ) - ありあさん» 応援、ありがとうございます！！私もボカロ大好きですw (2020年1月19日 19時) (
レス) id: ddc2b0f40b (このIDを非表示/違反報告)
ありあ - 私の好きなボカロ！嬉しい！←(誰も聞いてない)更新頑張ってください！応援してます！！ (2020年1月19日 15時) (レス) id: fe45e00a90 (このIDを非表示/違反報告)
柊海翔(シリアスメーカー)(プロフ) - ミイミさん» ありがとうございますm(*_ _)m！！コメントめちゃくちゃ嬉しいです！！続き、早めに出せるように頑張ります！！ (2020年1月12日 11時) (レス) id: ddc2b0f40b (このIDを非表示/違反報告)
ミイミ - めっちゃ面白いです！続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年1月12日 11時) (レス) id: e9ee101e23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊海翔 | 作成日時：2019年12月23日 1時
