計画 ページ3
あんず目線
私はみんな大好きあんずちゃんですよぉ。
夢ノ咲のアイドル科に転校してきた、学院たった1人の女の子で、周りからチヤホヤされちゃってます。
かっこいい男の子に囲まれて、あんずちゃん、嬉しいですぅ。
でもぉ、先日、プロデュース科に新しく、女の子が転校してきたようです。
この学院に女の子は私だけでいいのに...。
なのでぇ、あんずちゃんは、考えました。
その子を陥れてやればいいと。
キャー、あんずちゃん、あったまいいー!
そうと決まれば早速実行です。
私に都合のいいことに、転校生は愛想が悪く、印象が悪いそうです。
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A目線
今日の朝、登校すると、机の中に手紙が入っていた。
差出人はもう1人のプロデューサーのあんずさんから。
最初に会った時のイメージはカワイコぶりの女って感じだった。
苦手なタイプだ。
内容は、プロデュースの内容を共有したいから放課後会いたいというもの。
このタイプが2人きりになった時にする事など知れている。
りっちゃんとまーくんに一応このことを言って、放課後は自分のスマホのボイスレコーダの機能をオンにして集合場所に行った。
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ー放課後ー
あんず目線
放課後になっちゃいましたぁー。
あんずちゃん、痛いの嫌いなんですけどぉ、愛されるためなら頑張りますぅ。
あっ、そんなこんなしてたら時間になってしまいましたぁ。
Aさんもきたようですぅ。
あんず「Aさん、こんにちはー。」
A「何のようなの?くだらない用なら帰るけど。」
あんず「そんな事ないですよぉ。ちゃんと用はありますぅ。...あなた、あまりいいイメージ持たれてないようなので、私が好かれるのに利用されてもらいますぅ。」
そういうと、私は自分の左手を右手に握ったカッターで切った。
あんず「きゃあーーーー!!」
そして、そのカッターをAさんの右手に持たせた。
ドタバタと言う足音と、アイドル達の騒ぐ声が聞こえました。
Aさん、あなたはもう終わりですねぇ。
...to be continued
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作者名:柊海翔 | 作成日時:2019年12月7日 0時