【イナダン】私は海道ジンの義妹(改)

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ASIDO

「ｰｰｰｰﾊｧ、ﾊｧ」

Aは目に涙を溜めて走っている

アミとカズが消されたと知ったとき、どうしていいか分からなかった

けど自然と涙が溢れてきた、自分を妹のように接してくれたAも、アミやカズを姉と兄のように接していた

「___ｯうぁ」

______ドｼｬﾝ

「ぃ・・・」

顔から、おもいっきり転んでしまった。

おかげで、頬と膝はすりむけ、洋服が泥だらけになってしまった･････

Aはそんなこと気にせず、涙をぬぐいまた、走る

もう、アミとカズはここには居ない

だから、私達が助けるしかない。

ｰｰｰｰ仲間をｰｰｰｰ世界をｰｰｰｰｰｰｰｰ。

SIDO終了

ヒロ「バンさん！あれ！？」

ヒロの声にバン・天馬・神童・剣城は、そっちに目を向ける

ヒロが指を指した方には傷だらけのAが走っていた

「バン！！」

と、同時にAがバンに抱きついた

バン「ど、どうしたのA？」

「みんなが･･･お兄様たちと太陽たちが・・・ﾋｯｸッッうぁぁぁああぁああ」

突如Aは大声を上げて泣き出してしまった

天馬「お、落ち着いてAちゃん！何があったの？」

「みんなが･･･みんながぁぁぁぁあ」

天馬「バ、バンさん！？」

【みんなが】としか言わないAに一同は、『大変な事』と解釈した

剣城「とりあえず、戻った方が良さそうですね」

神童「あぁ」

バンはAをおぶって走る

Aはバンの首に顔を埋めて、泣いていた

バンもヒロもAが大声で泣くのは珍しいと考えていた


少しでも速く、バンとヒロは走るスピードを上げた

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