【イナダン】私は海道ジンの義妹(改)

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「ん・・・ﾑｩ」


Aは、起き上がり重たい目を擦る

すると、外からジェシカの怒鳴り声が聞こえた。


ジェシカだけじゃない、アスカの声も。

「？」

Aは、何故二人が怒っているかわからなかった。


ジェシカ「カズとアミをどこへやったの？」


アスカ「お前ら、正直に言えよ」


アミとガスをどこへやった？

Aの頭の中は、疑問でいっぱいだ...。

外に出れば何かわかるかも知れない。そんなことを想いAは外へ向かった。

ーー

ジェシカ「カズとアミをどこへやったの？」

アスカ「お前ら、正直に言えよ」


まるで容疑者に対する尋問のように問い詰めるジェシカとアスカに、霧野と雪村が露骨に不愉快な顔をした。


それ以上に白竜はジェシカとアスカを睨みつけている。


霧野「俺たちは何も知らない」


霧野が即答すれば、雪村は感情を向き出して反論した。

雪村「変な言いがかりはやめろ！」

ユウヤ「でも、君たちのテントからカズ君とアミ君のCCMが出てきた。これはどういうことなんだ？」

普段物静かなユウヤも、語調がきつくなっている。

太陽が不快感もあらわに一歩踏み出した。


太陽「僕たちに断りもなく、勝手にテントの中に入ったのかい？まるで最初から犯人扱いだね」


ジェシカ「朝、二人のCCMの通信が復活していたわ。それで連絡を取ったら、あなたたちのテントから着心音がするじゃない。だったら調べるに決まってるわよね」


白竜「俺たちがお前たちの仲間をさらったとでも言いたいのか？」

白竜はすごんだ。

ジン「もし違うと言うのなら、納得のできる説明をお願いしたい」

質問に質問で返すジン。口ぶりは丁寧だが、白竜を威嚇するようにまっすぐに見据えてきた。


マサキ「世界の混乱でふつーに消えたんじゃないの？((ﾄﾞｼｬﾝ ？」

全「!？」

「え・・・・？」


ーーー

やっと理解できた。


そっか、カズとアミは・・・・消された？ 誰に どうやって


「う〜・・・ｳｯ、ﾋｯｸ」


きずいたら私は泣いていた、

ジェシカ「･･･大丈夫よ、A。泣かないで」


「･･･・ｯ、う、ｳｩ」

声を押し殺して泣くAにジェシカが背中をさする

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