第十三話 佐藤先生の落し物* ページ16
授業が終わった。学園の課題も終わらせた。
寮でやるより塾でするほうが捗るのだ。非日常を感じられるというか、そんな感じ。
さてあとは帰るだけじゃあ。
スクールバッグの持ち手を肩に通し、施錠してから講師室へ向かった。
***
「あ、佐藤先生」
職員室から出ると、丁度広場へ続く通路を佐藤先生が歩まれるのを見た。
──今日は広場通って帰ろうかな。たまには遠回りしよう。
「ん?……これは」
少し離れた場所に一枚の書類を見つけた。取り上げて見ると、魍魎王の群れの討伐任務報告書、と銘打ってある。
隊に負傷者なし。責任者、佐藤慎一……。佐藤先生?
押印欄にハンコは押されてないが……ということは確認が済んでないってことか。
「佐藤先生に届けんと」
走れば追いつくだろう。私は書類を手に広場へと走り出した。
第十四話 ストレンジ祓魔塾*→←第十二話 悪魔学とは 先生編【始】*
109人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫叉(プロフ) - 空さん» はい(*´ω`)ゞ応援ありがとうございます((o(。>ω<。)o)) (2020年6月4日 21時) (レス) id: 6d40387773 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 猫叉さん» いえいえ。むしろお節介すみません!これからも応援していますので、頑張ってください! (2020年6月4日 21時) (レス) id: d888a76c5d (このIDを非表示/違反報告)
猫叉(プロフ) - 空さん» ハッ、ホントだ!!あちゃー(´∩ω∩//`)早速修正してきます(照)ご指摘ありがとうございました!更新頑張ります♪ (2020年6月4日 20時) (レス) id: 6d40387773 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - いつも更新楽しみに読んでます!ちょっと気になっちゃったので、言わせていただきます。30万の3%は30万×0.03なので、九千円なので、30万9000円の給料になります… (2020年6月4日 20時) (レス) id: d888a76c5d (このIDを非表示/違反報告)
猫叉(プロフ) - そう言って下さると作者のやる気が凄く出ます(笑)閲覧ありがとうございましたっ!例え読んで下さる方が少なくても書き上げてみせます! (2020年5月29日 21時) (レス) id: 6d40387773 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:猫叉 | 作成日時:2020年5月26日 8時