青学テニス部のお気に入り【テニスの王子様】

身長 ページ33

桃城｢あー！疲れたぜ！｣


越前｢今日もきつかったっすね｣


｢みんなお疲れさま｣


休憩後の練習をこなし今は部室
お疲れモードだな
これから買い物なんて行けるのだろうか


不二｢みんな疲れてるね。僕はまだまだ元気だから今日は2人で⋯｣


周助くんがそう言うと、
みんな光の速さで準備を始める


｢⋯はや｣


みんな私がいることに構わず脱ぎ始めて、
着替えるなら出てく、と言おうとしたのにそんな暇もなかった


大石｢さあ行こうか！｣


｢はーい｣








ｰｰｰｰ





着いたのはショッピングモール
なるほど、たしかにここなら一気に全部揃う

にしても、来たのは久しぶりだ
キョロキョロと辺りを見回す
⋯人が多いな



河村｢A、大丈夫だよ｣


｢ごめん、ありがとう｣


不安な顔してるのに気づかれてしまったみたい
でもみんながいるなら大丈夫だ



越前｢⋯ふ｣


｢え、なに？｣


越前｢いや、守ろうと思ったけどA先輩小さいから⋯先輩たちに隠れて他の人から見えないじゃん、と思って｣


⋯いきなり笑ったと思ったらなんて失礼な


｢リョーマだってあんまり変わんないじゃん！小さくて練習してる時いつもどこにいるかわかんなーい｣


ふん、と顔を背ける
⋯けど、なにも反論してこない
え、さすがに言いすぎ？怒った？

チラ、と横目でリョーマくんを見るとポカンと口を開けている


｢な、なに｣


越前｢リョーマって言った｣


｢え？誰が？｣


越前｢A先輩｣


｢え、あ、ごめん無意識だったかも⋯｣


越前｢今日からリョーマね｣


私のさっきの悪態は全く気にしていないようだ
⋯なんだか、小さい、って言われて怒ってたこっちがバカみたいになってるな


｢リョーマ｣


越前｢っなんすか｣


｢呼んだだけ｣


そういうところは大人だなぁ
どっちが年上か分からなくなるくらい
悔しい。2歳も違うのに





菊丸｢おチビー？Aー？置いてくよん！｣


周りをみるとみんないなくなってて、
数メートル先からこっちを不思議そうに見ていた



｢今行く！｣


なぜか赤くなってるリョーマを引っ張って、
みんなの元に合流する


菊丸｢なにしてたのー？｣


｢なんか喧嘩売られた｣


英二くんの頭にはハテナが浮かんでる
しばらく考えた英二くんは諦めたのか、仲良くね！と私とリョーマを宥めた







ｰｰｰｰ






？｢なんだ、お前らも買い物か？｣



みんなで歩いていると後ろから声が掛かる
振り返ると泣きボクロが特徴の⋯男の人

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