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「水の呼吸 肆ノ型 打ち潮!!」
『草の呼吸 肆ノ型 摘採!!』
二人の呼吸が、鬼の手足を斬り刻む
その時、伊之助が二本の刀で袈裟斬りをすると炭治郎の狙い通り鬼の体が崩れていった
「お前にできることは俺にもできるわボケェエエ!!」
「ふん、ぬッアア゙アア゙アアア!!」
伊之助が炭治郎を空高く投げた。炭治郎が飛ばされた場所はさっき三人が走っていた方向
『………あっ…鬼の場所に投げたの?』
「ア゙ァ?当然だろ!それに紋次郎は俺様の投げを見てなかったからな、見せるよりも実際に食らわせようとした訳だ!」
『そ、そっか_』
暫くすると、炭治郎が戻ってくる
『ッ炭治郎!』
「倒したのかよ!!」
「倒した。伊之助大丈夫か…」
「俺に対して細やかな気遣いすんじゃねえ!いいか?わかったか?お前にできることは俺にもできるんだからな!もう少ししたら俺の頭もお前より固くなるし!」
その時、
少し離れた所から雷の落ちた音が山に響く
『?!雷?__落ちたのかな』
身を震わせ少し怯えるようにAは問う
「確かに…何処かに落ちたのかな?」
「知るか!」
「雷雲の匂いはしないと思うけど……刺激臭が強くてわからない」
雷の音を不思議に思っていると少し深刻そうな顔をした炭治郎が伊之助を呼んだ
「俺はちょっと向こうに行ってみようと思う」
「好きにしたらいいんじゃねぇのォォォ!!」
先程、無理矢理だったが伊之助を手当していたのが癇に障ったのか伊之助は不貞腐れたように言った
「伊之助とAは下山するんだ」
「は?」
『ッなんで』
「山おりて」
「何でだよ!!死ねよ!!」
「いや怪我が酷いから」
「俺は怪我してねぇ!!」
『わ、私だって__』
Aがそう言うと、炭治郎は真剣な顔で云う
「Aには__無理して欲しくないんだ。」
『ッそれは炭治郎もだよッ!!』
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琴音 - めちゃくちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年3月30日 22時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - 愛さん» コメント有難うございます!上手じゃないです〜〜〜私が色んな方から画力を貰いたいです、笑 (2019年10月28日 10時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 絵、上手、、、、、、画力分けてくださいよ! (2019年10月28日 8時) (レス) id: 53b6a0eef8 (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - アイスさん» わ〜〜有難うございます! (2019年10月25日 20時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 夢主可愛いし、絵も上手い!(p^-^)p (2019年10月25日 19時) (レス) id: 617ca4b157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞。 | 作成日時:2019年10月22日 8時