転生したら推しの飼い猫だったんだが天国か地獄かよくわからん。〜パラレルワールド〜

るぅとくんの事件（24話から） ページ1

るぅちゃんが帰ってこない。

出かけてから１時間は立ってる。

どうしたんだろうね。

ただ、それで不安げなメンバーがちょっとかわいく思えてしまう...すいません。


な「ねぇ...流石に、遅くない？」
こ「だよね。」
ジ「ＬＩＮ〇も既読つかへんで。」
莉「何かあったのかな...？」
さ「莉犬、それだけは言うなよ...」


あ、イケボ←空気ぶち壊し常習犯


ジ「あ！既読ついたで！」
莉「本当！」
こ「何か来たらすぐに教えてね！」
ジ「わかった。」
な「大丈夫そう？何事もないといいんだけど...」
ジ「！？これっ...！」
さ「どうした！？」
ジ「ヤバい！誰か！警察呼んで！」
な「え？」
ジ「るぅと...」




　



















　









　











　







　



















　



















　








　














　










　













　














　













　











ジ「誘拐されてんで！」
莉「えっ！？」
さ「はぁ！？」
ジ「ほんまやて！ヤバい！るぅとが殺されるかもしれん！」
な「とりあえず通報した！誘拐事件で！ジェル君！文面を教えて！音読してくれる？」
ジ「ん。文章と、写真と、音声ファイルがある。文章は、えっと...


　 こんばんは。ジェルくんかな？るぅとくんはね、今私のところに居るんだ♪
　 るぅとくんはこれからずっと、一生私のモノになるの！
　 ４日間のうちにるぅとくんを見つけられなかったら、私の勝ち！
　 見つけられたらジェル君たちの勝ち！
　 ジェル君たちが勝ったらるぅとくんは返してあげる。
　 私が勝ったらるぅとくんはこのまま一生私のモノになる。この意味は分かるよね？
　 ハンデとして警察とかは呼んでいいよ！
　 絶対に私が勝つけどね？私は優しいからるぅとくんの写真とボイメ、送ってあげる！
　 最後の姿、覚えておきなよ！じゃあね〜！



　 だってよ。」
な「は...？」
莉「る、とくん...」
こ「...嘘、でしょ？」
さ「...るぅと...ジェル、写真を見せてくれ。」


えっと、抱っこしないで？

凄い自然に私抱っこされてるんだけど？

そして莉犬君？撫でないで？

でもさ、二人とも手が震えてるんだよね。

莉犬君はすでに泣いてるからわかるけど...さとみくんは泣いてないんだよね。

でも少し顔が歪んでるから、怒りと悲しみこらえた結果、なのかな...？

あ、さとみくん。もう少し近づいて？写真が見れな、い...！？

なに、これ...！？

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