They werenot understand. *3 ページ3
チョロ松SIDE
聞いていた。
俺達のAに対する悪口を、
すべて聞かれてしまっていた。
ノートがばさばさと落ちる音が聞こえてから、兄たちと弟たちの表情が凍っていた。
焦るのも無理ない。
だって俺たちは今日の午前中まで、
ただの幼馴染として、
Aと仲良くしていたのだから。
チョロ「僕が行ってくる。」
みんなに一言いい、
僕は廊下に出た。
予想通り、Aだった。
見るに痛いその顔からは、いつもの笑顔があとかたもなく消え去っていた。
あーあ、
ばれちゃったか。
まるで石になったかのように動かない。
チ「あ、な、なーんだ、Aかぁ。どうしたの、ノートなんて落として」
ああ、もうなんで僕はこんなこと言ってるんだ。
こいつが俺たちの話を聞いてたの知ってるくせに。
しかも僕、嘘つくの下手だし。
貴「今…私のこと…話してた?」
ほらね。
ばっちり聞いてたでしょ
チョロ「なんだ、聞いてたの?」
貴「う、ん」
自分でもびっくりするほどの低い声になった。
それからは、
僕たちがAに対して悪口を言っていたこと、
すべてつつみ隠さず話した。
そして、あいつが立ち去っていった時、
涙がこぼれ落ちるのが見えたとき、
俺は、いや俺たちは、
とんでもないことをしてしまったんだと気づいた。
そして、後悔が頭の中で渦巻いた。
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霙 - グラサンかけてるニートの時点であなたはもう立派な不審者よでお茶吹きました (2016年10月10日 12時) (レス) id: 0f699349a9 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 気にしないで!!他の作品も読んでみます!! (2016年8月15日 18時) (レス) id: abd555a29f (このIDを非表示/違反報告)
らっきょうキング(プロフ) - メアさん» 続編でも呼んでくれてありがとうございます(#^.^#)嬉しいです!! (2016年8月15日 18時) (レス) id: cfc9495453 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 久しぶりです!!見ました!!面白いです (2016年8月14日 22時) (レス) id: abd555a29f (このIDを非表示/違反報告)
らっきょうキング(プロフ) - 甘茶さん» ありがとうございます!頑張ります(*^_^*) (2016年8月2日 22時) (レス) id: cfc9495453 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らっきょうキング | 作成日時:2016年3月21日 14時