さつきに私の気持ちは分からない【黒子のバスケ】

『あの子さつきちゃん双子の妹なんだって～』

『え！？似てなくない⁉︎』

『ね？さつきちゃんの方が絶対に可愛いよ！』

また、聞こえてくる私とさつきを比べる声。

さつきは、

容姿端麗、

成績優秀、

その上友達も多く、信頼されている。

更には好きな人にも好かれて、

比べられるのも当然だ。

そうやって、我慢していた。

でも人間には限界ってものがあって、

私はいつの日かさつきを拒む様になっていた。

『ねぇ…何で私を避けるの？』

なんで？

双子なのに妹の気持ちも分からないの？

まぁ、当然か。

いつも愛されているさつきには分かる訳がない。

『さつきに私の気持ちは分からない』

＊

ゆきんこです！

またまた新作なのですが桃井ちゃんを悪く言うところがあるので苦手な方にはお勧めできません。

よろしくお願いします！執筆状態：完結