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恋の相談 ページ23

貴女『ん、んー』





ゆっくり目を見開くと見覚えのある天井が目に入る


そう言えばむいくんの家に来て、そのまま……





無一郎「あ、起きたんだ…」





むいくんの声がすぐ右隣で聞こえる

何故?


右隣に顔を向けると、直ぐ近くでむいくんの顔が目に入った





貴女『むいくん、何でこんな近いの?』





予想以上にむいくんの顔が近くにあったけど、驚いただけで前みたいにドキドキはしなかった





無一郎「Aが部屋の隅で寝て、僕が此処まで運んだんだけど、右手握られて起こすのも可哀想だから一緒に寝た」





むいくんがそう言うと、私は左手を視線を向けた

確かにむいくんの右手を握っている





貴女『そっかぁ、だから安心して眠れたんだ。むいくんの手、暖かくてなんだか安心するんだ。だから、安心して眠れたんだと思う』





前もそうだった


私が雷で怖がっていると、むいくんは私の手を握って
傍にいてくれた







………ん?





貴女『むいくん、さっき私を運んだって言った?』



無一郎「言ったけど」





むいくんが?私を?





貴女『嘘!?私、絶対重かったでしょ!ごめんね、むいくん!!』



無一郎「大丈夫、軽かったから。というか軽すぎ……ちゃんと食べてるの?」



貴女『た、食べてるよ!けどむいくん凄いね、やっぱり“男の子”だね!』





私は握っている手を広げ、むいくんの右手と比べる





貴女『ほら、私より大きい』





私はそう言って微笑むとむいくんを見ると、むいくんは少し悲しそうな顔をしていた





貴女『むいくん?』



無一郎「何でもない、そろそろ起きるよ」



貴女『はーい』





彼の手を離して、起き上がる


手にはまだ温もりがまだ残っていた





貴女『はぁ〜、良い朝!気持ち良いっ!』





昨日、雷があったなんて信じられないくらいの晴天

風が心地良い





鴉「カー、カー!」





私の鴉が飛んで来て、縁側に止まる





鴉「西ノ村二向カエ!其処デハ、毎夜毎夜子供ガ消エテイル!其処ニ潜ム鬼ヲ見ツケ出シ討ツノダ!」



貴女『えー、もう?』



無一郎「大変だね、頑張ってね(棒)」





棒読み!?

酷い、むいくん!


私はプゥと頬を膨らませ、不満を表す





無一郎「無茶はしないこと。まぁAなら大丈夫だと思うけど、無事に帰って来てね」



貴女『うん、勿論!じゃあ、行って来ます!』



無一郎「行ってらっしゃい」





私は羽織を着てから、むいくんの家を出た

〃→←〃


ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます!続編は今まだ編集中でして、九月には公開しようと思っています。(結構内容がごちゃごちゃしてるんですが、それでも宜しければパスワードはスティッチの誕生日で閲覧が可能です)編集、更新頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (8月21日 13時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
- おもしろかったです!続編も楽しみにしてます!よろしければパスワード教えてくださいますか? (8月20日 3時) (レス) @page47 id: 537cecc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 吹雪彩香さん» ありがとうございます!受験の関係で、更新遅いですが、宜しくお願いします! (2019年12月28日 20時) (レス) id: 4f59bad892 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - いつも作品見ています!更新頑張ってください(^ ^) (2019年12月28日 14時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みみずさん» ありがとうございます!大変嬉しく思います。更新頑張りますね!これからも愛読して頂けると幸いです。槭にも伝えておきます! (2019年12月8日 0時) (レス) id: 4f59bad892 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: x他1人 | 作成日時:2019年10月25日 0時

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