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貴女『ねぇ!ちょっとだけ甘味処寄らせて!甘いもの食べたい!!』
西の村に向かっている道中に甘味処が見えた
朝御飯食べてないから、小腹が空いてるんだもん
貴女『まだ明るいし、鴉のせいで朝御飯食べられなかったんだからね!』
鴉「……少シダケダゾ」
鴉は呆れたようにそう言った
私って人だけじゃなくて、動物にも呆られてるの!?
そう思いながら、甘味処に入ると……
蜜璃「Aちゃん!!」
何と桜餅を食べているみっちゃんがいた
貴女『みっちゃん!!』
私はみっちゃんの向かい側に座り、同じ桜餅を頼むことにした
貴女『そう言えばみっちゃん、相談があるんだけど…』
蜜璃「恋の相談!?もしかして、無一郎くん!?」
貴女『もう、またみっちゃんはそればっかり!』
みっちゃんは私が相談しようとすると、何時も恋の相談に持っていき、むいくんの話に繋げる
みっちゃんだけじゃない、しーちゃんもそうだ
≪しのぶ「相談ですか?もしかして、無一郎くんですか?早く話を聞かせて下さい」≫
……って言って、話を繋げる
貴女『別に恋とかじゃないんだけど実は昨日…
………ということがあって』
私は昨日の出来事を話した
むいくんの顔が近くにあって、急にむいくんを意識したこと
けど今日の朝は、むいくんの顔が近くにあっても顔が赤くならなかったこと
蜜璃「もしかしてAちゃんは無一郎くんのことをカッコいいって思ったんじゃないかしら?」
貴女『カッコいい?』
蜜璃「えぇ!何時も幼馴染みって思っているから、急に男の子ぽくなってキュンキュンしたのよ!
そう考えると、カッコいいわ無一郎くん!やっぱり男の子ね!」
キャー、と頬を真っ赤に染める
カッコいいか……
確かにあの時は、カッコ良かったような気がする
私はそう考えながら、桜餅を食べ始める
蜜璃「それで、無一郎くんのこと好きになっちゃったの!?」
貴女『むぐっ!?』
危うく桜餅が詰まるとこだった
確かにむいくんのことは好き
けど今みっちゃんが言っているのは、むいくんを“男の子”として見て
考えたことなかった
むいくんは大切な幼馴染みで、好敵手でそれで……
蜜璃「だって、無一郎くんに好きな女の子が出来たらって思ったら胸が痛くなったでしょ?」
貴女『うん』
それが恋なんだろうか
自分の気持ちがよくわからない
ラッキーカラー
あずきいろ
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楓(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます!続編は今まだ編集中でして、九月には公開しようと思っています。(結構内容がごちゃごちゃしてるんですが、それでも宜しければパスワードはスティッチの誕生日で閲覧が可能です)編集、更新頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (8月21日 13時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
雪 - おもしろかったです!続編も楽しみにしてます!よろしければパスワード教えてくださいますか? (8月20日 3時) (レス) @page47 id: 537cecc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 吹雪彩香さん» ありがとうございます!受験の関係で、更新遅いですが、宜しくお願いします! (2019年12月28日 20時) (レス) id: 4f59bad892 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - いつも作品見ています!更新頑張ってください(^ ^) (2019年12月28日 14時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - みみずさん» ありがとうございます!大変嬉しく思います。更新頑張りますね!これからも愛読して頂けると幸いです。槭にも伝えておきます! (2019年12月8日 0時) (レス) id: 4f59bad892 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楓 x他1人 | 作成日時:2019年10月25日 0時