私は「バカ」が嫌いなの。【桃井さつき】

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嘘でしょ。でも、たまたまだよね。


明日部活紹介行ってみようかな。




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部活紹介




司会「最初はバレー部からだよ。がんば！」



なんか司会っぽくないな。


バレー部「バレー部です。練習は〜〜
一年生待ってまーす。」



司会「次は男子バスケ部です。」


？「男バス部長の虹村だ。男バスは一軍、二軍、三軍に分かれている。どの軍も厳しいが、
一軍になるとレギュラーに入れる。」



虹「今からシュートを2種類見せる。何種類もあるが、時間的にな。まずはスリーポイントシュート」

シュ

「「「オーー」」」

虹「次にレイアップ」

シュ



虹「そこの君、今のどっちでもいいからやってみな」


え、私？


虹「えっとそこの女子。名字は………桃井か。」



私か。やりたくないなー。

でも、昨日のが本当か試せる。


『はい。スリーポイントシュートやってみたいんですけど………』


虹「おう、いいぞ。ほい、ボール。」


『はい、ありがとうございます。』


絶対に入らない力で投げよう。


シュ………………………スパ


虹「は？え！まじか。」

え？嘘！入っ………た？

『失礼します。』


虹「お、おう。まあ、新入部員まってます。」

司会「次は女子バスでーす。」



？「女子バスの部長の幸先です！女子バスは男バスと違って結構ゆるいですがまあ、みんな強いです。」


うわ、めんどくさそうな人。


幸「では皆さんにダンクを見ていただきたいと思います！花ちゃんよろしくね！」


花「はい」

ダンッ


「「「オーー」」」

幸「では、誰かに挑戦してもらいたいと思いまーす。やってみたい子手上げて。て、誰もいない。ま、いいか。じゃ君」

また私だろうか。

幸「花ちゃんちょっと連れて来て。」

花「はーい。」


花とか言う先輩がこちらに向かってきた。


花「桃井さん？ダンクやってみよう？」ニコ



はぁ、今日は災難だな、


『はぁ。』


幸(中1は絶対にダンクできないだろうな。)



幸「自己紹介いってみよー！
名前は？」


『桃井学果です。』


幸「バスケは初めて？」

『幼馴染みとやっていた程度です。』


幸「そっかー！じゃあレッツゴー」


入らないし適当にやろ。

ダンクなんてやったこと無いし。


軽くジャンプして腕を回してっと。


幸、花「え！」

「「オーー」」


「桃井さんすご！」

て、あれ？なんで私リング持ってんの？


おかしいよね。

『失礼します。』


もう家に帰ろう。

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