景色が違うんだが【黒子のバスケ】 (ページ4)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:707 hit

愉快犯4 ページ4

海常inA

「わり、待たせたな」

「おうおう笠松どうだった？」

「は？」

こいつは何を言っているんだと言う目で森山を見た笠松(A)。
まぁ、普通ならそういう反応を取っていいだろう。

「誤魔化したって無駄だぞ！Aちゃんだ！」

「森山も勝手に決めつけないの、笠松困っちゃってるじゃん」

小堀のカバーにより森山の変な質問が終わった。
だが敵は森山だけでは無かった。

「笠松先輩何か目が女の子らしいッスね立ち居振る舞いとか」

何故そんな事まで分かるんだこいつと内心あせりまくっているA。

「いや、あ、いっイメチェンだ」

「おぉぉぉ！！笠松先輩イメチェンッスか！？かっこいいっすね！！」

「は…は、だろ？」

そんなギクシャクした笠松を見て不審に思う者は少なくは無い。
共に戦場に立っている、少しの変化ぐらい分かるものだ。

「笠松、お前変だぞ」

「は？俺は俺だろ」

「いや笠松変」

「どこがだよ！？」

「笠松強制連行。お前ら待ってろ」

そう言い森山と小堀に両腕をホールドされズルズルと隠れる場所へと行った。