PLAY BALL（｀・ω・）1 【-base- side story】

学校へ ページ29

ご飯を食べてからも少し寝たけど全く良くならず、
　10時ごろに、重い身体を引きずって病院経由で学校へ行くことにした。


　昨日、監督が俺を家に送った後に学校に戻り、
　自転車を届けるためにもう一度来てくれたらしい。


　助かった・・・病人に40分間徒歩で頑張れっていうのは過酷すぎるから・・・(笑)


　マスクをして、厳しい残暑の中ゆっくりゆっくりと自転車をこいでゆく。


　「はぁ・・・っ 着いた・・・」


　病院まで行くのに一苦労。


　いつもの通学ルートにあるんだけど(^_^;)


　診察結果は案の定酷い風邪だということで、熱が下がるまで絶対安静だって(´Д` )


　とりあえず今日は学校に行かなきゃ。


　学校に着いた時にはぜーぜー言ってた。


　学校行くだけでこんなにしんどいなんて・・・


　フラフラしてきて、自転車置き場でうずくまっていた時、肩をトントンとたたかれた。


　「タク・・・？」


　「祐樹・・・」


　「思ったより重症じゃん・・・ 無理して学校来なくても・・・」


　「部活は休むけど、企画書だけは・・・出さないと・・・はぁっ・・・」


　「あー、うん・・・ とりあえずこれ・・・」


　「さんきゅ・・・ごめんな、あんな遅くまで＞＜ 昨日の俺じゃ絶対できなかった・・・
　これで提出できる！ まじで感謝してる！！」


　「タク、普段から無理しすぎなんだよ(´・ω・｀)
　俺、生徒会のくせに何も仕事まわってこないもん(笑) もっと頼ってよ？」


　「あ、うん・・・ また頼むかも＞＜」


　企画書の後半部分について説明を聞き、生徒会室に向かった。


　あとは印刷して、提出するだけ・・・


　「よし、できた・・・！」


　大量の資料を持って、職員室へ。


　「へっくしゅ、くしゅん・・・」


　くしゃみをする度に頭がくらくらする。


　なんでこんな日に学校来てんの、俺・・・(ーー;)

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