PLAY BALL（｀・ω・）1 【-base- side story】

朝 ページ13

「くしゅんっ・・・へっくしゅ・・・ 寒っ・・・」


　「う・・・わぁ・・・寝てた・・・」


　時計の針は5時半を指している。

　
　冷房も付けっぱなし。


　「やっちゃったー・・・」


　携帯を見ると5時過ぎに祐樹からメールが来ていた。


　『りょーかい！ 6時半ごろには行くようにする〜
　てかタク、そんな時間まで起きてて今日大丈夫か？？』


　うーん・・・大丈夫じゃないよなぁ・・・


　机の上で突っ伏して1時間半ほどしか寝てないのに疲れがとれるはずもなく・・・


　準備して・・・学校行くか・・・


　USBにデータを保存し、
　『生徒会の仕事があるから学校行ってきます。』と家族に置き手紙をして学校へ向かった。


　生徒会室に行くと、すでに祐樹がいた。


　助かった・・・


　「おう、タクおはよ〜 俺も今来たとこ！」


　「ごめんな、手伝わせて・・・」


　「それよりタク・・・隈ひどいけど・・・」


　「え、まじ？ あんまり寝てないからなぁ・・・」


　「今から俺やっとくからさぁ、ちょっとだけでも寝なよ(´・ω・｀)
　 長いす2つ繋げればベッド代わりになるっしょ！」


　「寝たいけど・・・終わらないからなぁ・・・」


　「今日部活もあるし、ちゃんと寝ないと倒れるって！」


　「そうだよなぁ・・・ じゃあ・・・頼んでもいい？」


　「もちろん！ そのために来たんだから(＾−＾)」


　「祐樹、まじで神です＞＜」


　「良いってことよ♪ おやすみ☆」


―――――

　
　「タク、タク・・・」


　「ん〜・・・」


　「あと10分ほどで予鈴なるからさ、眠たいと思うけどそろそろ行こ(´・ω・｀)？」


　「あ、ごめん。 仕事、ありがとな(^_^;)」


　「あと3分の1ぐらいだから・・・なんとかなるっしょ！」


　「助かったぁ・・・、後は今日の夜頑張るわ！！」


　寝たのは1時間半ぐらいだけど、徹夜独特のだるさのようなものはなくなった気がする。


　眠たいのには変わりないけど...

　

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