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レオとダンス練習 ページ49

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 レオside




 日高「じゃあ一旦休憩ー」



日高さんの言葉で皆一時踊るのをやめて端にある水を取りに行く。


今日正式デビュー日と単独コンサートの発表がされたばかりでそのダンスの調整等をしている最中。


Aとリュウヘイは水を飲んでからもすぐダンスを踊ってる。俺とジュノンなんて息が上がって大変なのに…やっぱ年の問題かな…




 日高「あ、Aその帽子…」


 『はい昨日、日高さんがくださったやつです!』


 日高「もう使ってくれてるんだ嬉しい」



昨日は誕生日が最近だった、俺とシュントとAに日高さんがそれぞれの性格と好きなものを織り込んだ服などをプレゼントとしてくれた。



俺はコレクションの日程が入ったパーカー。そしてシュントには二面性ということでリバーシブルの上着。

Aといえばパーカーということでパーカーを最初プレゼントしようと思ってたら、


Aの誕生日会にてパーカーをプレゼントした人が二人もいたため、急遽帽子となったらしい。


けれどその帽子も超かっこよくて、ダンスをしてもなかなか脱げないっぽい。


しかもAの好きな星もデザインに入っていて朝から帽子の自慢をジュノンに2回、シュントには3回してるのを今日の朝から見た


 
よっぽど嬉しかったんだろうな…そんな様子を見てると微笑ましい気持ちになってくる


 シュント「Aーはい」


 『ありがとシュント』


 シュント「ここってさ…」


 『あーそこは…』



シュントとAが話してるのを見てるとさっきまでマナトと爆笑してたソウタが来た。


ソウタ「あそこの二人、あれとかそれとかで分かるのすげぇよな…」



 「ほんとだよねー二人だけの世界って感じ」


 「…でもかといって夫婦というよりはシュントがお母さんみたいだよね」


 ソウタ「お母さんみたいはやばい笑」




ソウタのこの一言でこちらの話を聞いてたであろうリョウキとリュウヘイも来た。さっきまでこの二人も二人だけの世界を作ってた張本人たちだ。



 リョウキ「フハハ」


 リュウヘイ「シュントくんがお母さんはちょっとやばくないですか笑」


 ジュノン「いやでも分かる気がする…Aはあんまり自分のこと話さないからそこに普段甘えん坊のシュントが行くと世話を焼く姿がお母さんに見えることがあるよね」


 「うおっびっくりした」




 ずっと椅子に座ってぼーっとしてたジュノンが話し出した。




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作者名:蓮井さん | 作成日時:2022年1月15日 19時

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