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「それさ、今日何回も言われたんだけど…」
「嫌いそうには見えねぇってことだろ」
「…別に嫌いなんて、言ったことない。好きでもないし、嫌いでもない」
「どっちつかずって事か」
「強いていうなら、興味ない」
「…興味無さそうには見えねぇけどな」
「もう私の人生には、必要ないから」
立ち、帰ろうとした。
「A」
腕を掴まれ、名前を呼ばれた。
「？なに？」
「…いや、なんでもねぇ」
離され、変なやつと思いながら…
「そ、じゃあね」
と言い、私は帰宅した。
・
・
家に到着し、誰もいなかった。
雄三は、あのまま稽古してるんだろうな…
私は、仏壇に行き、両親に話しかけるように1人で話し始めた。
「今日は、二人が亡くなって、7年だね。私は、もう少しで17歳に＿＿」
1人で長々と話してると、途中で涙がこぼれてきた。
「今日ねっ…お父さんが…役者でっ…いた時の…MANKAIカンパニーに…お邪魔したよ…？＿＿」
久々に演技したことや天馬に会った事、同じクラスの男子がMANKAIカンパニーに入ってたこと…
沢山話した。
すると、玄関のドアが開く音がし、泣き止む努力をした。
「ただいま、A」
「…おかえり」
「…さっきはごめんな、これご褒美」
と、渡されたものは、甘そうなケーキだった。
「！ありがと」
甘い物が大好きな私にとっては、嬉しいご褒美だった。
「お前の久々の演技、良かったぞ」
「珍し…褒めるなんて」
「まぁたまにはな」
「子役の頃は、褒めなんてしなかったくせに」
「その分、今は褒めてやるってことだ」
「ふーん…」
私は、ケーキを冷蔵庫にしまい、自分の部屋に行った。
・
・
次の日
いつも通り、起きて、学校に行き、分かりやすい嫌がらせをされ、教室に着き、席に座った。
「Aちゃん！おはよっす！」
…いつも通り、七尾太一に挨拶される。
「…おはよ」
「昨日、聞いちゃったっスけど…あの…」
「両親が亡「しーっ！」？」
「普通の音量で言うことじゃないっす…！」
「…なによ」
私らは小声で話し始めた。
「俺、サックンと同じく、Aちゃんの事、ほっとけないんス、なんかあったら話聞くっスから、いつでも言ってほしいっす！」
「…なんでそこまで私のこと気にするの？MANKAIカンパニーの人らは」
「！お、俺っちは…その…友達だと！思ってるからっス」
ニッと曇のない笑顔でそう言った。
「！」
友達だと言われると思わなかった私は、凄く驚いたし、戸惑った。
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mutsuTrb(プロフ) - 更新できず、申し訳ありません。忙しい日々が続いており、更新がとても不定期になりますが、今後もよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年12月4日 0時) (
レス) id: 2878d2101b (このIDを非表示/違反報告)
夢花 ゆめいろ星（スター）の夢花(プロフ) - mutsuTrbさん» いえいえ！ ふむふむ、続き楽しみに待ってます♪そして応援しています！……夢主負けるな！（夢主にも応援w） (2018年7月30日 5時) (レス) id: f2643ccfd4 (このIDを非表示/違反報告)
mutsuTrb(プロフ) - 夢花 ゆめいろ星（スター）の夢花さん» ありがとうございます！更新頑張ります！夢主ちゃんもこれからというところなので、楽しみにしていてくださると嬉しいです！ (2018年7月29日 9時) (レス) id: 2878d2101b (このIDを非表示/違反報告)
夢花 ゆめいろ星（スター）の夢花(プロフ) - あ、続き楽しみにしてます（下のアカウントと同一人物です） (2018年7月29日 7時) (レス) id: f2643ccfd4 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - まあ、夢主ならエスカレートしても芝居とかでそいつら潰すか、カンパニーのみんなも協力してくれると思う。きっと心強い味方もできる事だし、大丈夫だと信じてる。 (2018年7月29日 7時) (レス) id: bd08756414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばな奈 x他1人 | 作成日時：2018年6月29日 22時
