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久しぶりの敦くんの声、いつも以上に心が落ち着く柔らかな声が頭に響き渡った。
「征くんごめんね…私はやっぱり征くんとは結婚出来ないよ、私が結婚したいのは敦くんただ一人なの。」
このまま私の幸せが親の都合で奪われるならいっそ死んだ方がまし……
そんな事を思い、気が付けば私は机にあったカッターナイフを握りしめていた。
「このナイフで腕を切れば1発で死ねるかな…」
こんな人生なんかより死んだら数倍ましになるのかな
そう思い私は持っていたカッターナイフを自分の腕を切り裂いた。
痛い、腕がジンジンするけど胸の痛みに比べればこんな痛み屁でも無かった…ドクドクと大量に流れ床に落ちていく血液、みるみる内に床は真っ赤に染った。
「なんだろ…傷の痛みとは違う涙が出てくる。どうしてなんだろ…」
遠のく意識の中で私は思った、『もし、もう一度人間に生まれ変わるのならば今とは違う形で敦くんにまた巡り会いたい。』と…今度は普通の女の子として生まれてきたいと。
そう思い、意識を無くした。
『敦くん、私はずっと貴方の事が大好きでした。』
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エル - こんにちは!元ルンルンです!むっくんと離れないでよかったーー!!めちゃくちゃ面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2019年5月16日 5時) (レス) id: 337918d67e (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン - わかりました!!楽しみにしています!!(^^) (2018年10月11日 19時) (レス) id: da0b87ee88 (このIDを非表示/違反報告)
名無し81060号(プロフ) - ルンルンさん» ルンルンさん、コメントありがとうございます!! 本題に入ります、むっくんとは…内緒です(*^^*)離れるか離れないかは続きを楽しみにしてくださいね(*^_^*) (2018年10月9日 21時) (レス) id: 6291645e92 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン - むっくんと離してしまうんですかぁーーーーー!? (2018年10月7日 15時) (レス) id: da0b87ee88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し81060号 | 作成日時:2018年10月1日 13時