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Aが部屋に閉じこもってもう数週間たった、学校もずっと休んでいる。
単位とか大丈夫かって?それは俺の力で平気だ( -᷅ ·̫ -᷄ )




コンコン



赤司 「おはよう、元気かい?A」

「…」

赤司 「実渕達も心配していたぞ」

「…」

赤司 「A?」




おかしい返事がない…いつもならこの時間帯には起きているんだが。

嫌な予感がする…




赤司 「おい、大丈夫か?A!!」



やはり応答がない、仕方ないこの扉を蹴り破るしかない!!




ガンガン バタン (ドアを蹴り破る音w)




赤司 「A!!」



ドアを蹴り破り俺の目に飛び込んだのは、床に横たわり大量に血を流したAの姿だった。


すぐに俺はAに近寄り抱き抱えた。



赤司 「どうしてこんな事をしたんだ!!」


怒りが堪えきれない、胸が締め付けられるように痛い。意識の無いAの額には涙が零れていた。




赤司 「こんなに思い詰めて、どうして俺はAを助けられなかった、どうして嫌でも傍に居てやれなかった…」


気づけば俺の額にも涙が零れていた。

いや、こんな事を思ってる暇があったら救急車を呼ばないと…





「…征…くん」

赤司 「A、なんでこんな事を…なんで」

「ごめんね…けどもういいの、お願いだから死なせて、敦くんと結ばれない運命なんて絶対嫌だよ…」

赤司 「…いくらAの頼みでも、お前を死なせたりなんて絶対にしない」

「なんで?」

赤司 「それは…Aにはまだ沢山の幸せが残っているからだ、それに俺はAが必要なんだ!!」


「え…」

赤司 「良く聞け、紫原はこんなこと絶対に望んでなんかいない。Aのこんな姿を見たところでアイツは幸せになんてならない。」


「…ッ」

赤司 「お前が最愛の人の幸せを取ってどうする」

「ご、ごめん…なさい。ごめんなさいウゥ…」



そう言い、Aは涙をポロポロと流しながら俺に謝った。
その姿を見て優しく抱きしめる。



赤司 「もう、大丈夫だからな」

「うん…」



一言返事をしたと同時にAは安心したかのように意識を失った。







それから数分後、Aは救急搬送された、ひとまず一安心だけど俺にはまだやる事が残っていた。

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エル - こんにちは!元ルンルンです!むっくんと離れないでよかったーー!!めちゃくちゃ面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2019年5月16日 5時) (レス) id: 337918d67e (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン - わかりました!!楽しみにしています!!(^^) (2018年10月11日 19時) (レス) id: da0b87ee88 (このIDを非表示/違反報告)
名無し81060号(プロフ) - ルンルンさん» ルンルンさん、コメントありがとうございます!! 本題に入ります、むっくんとは…内緒です(*^^*)離れるか離れないかは続きを楽しみにしてくださいね(*^_^*) (2018年10月9日 21時) (レス) id: 6291645e92 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン - むっくんと離してしまうんですかぁーーーーー!? (2018年10月7日 15時) (レス) id: da0b87ee88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無し81060号 | 作成日時:2018年10月1日 13時

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