水曜日【赤司征十郎】

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みんなでコンビニまで向かう道中、俺は緑間がさっき言いかけた事が気になったので、聞いてみる事にした。

「緑間、さっきの続きなんだが...。」

「え、あ、済まない、さっき言った事は忘れて欲しいのだよ。」

緑間は明らかに動揺していた。何かが引っかかる。


「どうしたんだ？様子がおかしいぞ。」

「いや、なんでもないのだよ。」

いや、絶対に何かあるなと俺は確信した。
その証拠に目が泳いでいる。彼は嘘をつくのが致命的に下手だった。

疑いの眼差しを送っていると
「.....あまり気にするな。ただ、きっと返事は来るだろうからそんなに心配しなくてもいいのだよ。」
と言ってきた。

"返事は来る"

緑間は何故そう断言出来るのか。何か根拠でもあるのだろうか。

「そんな事を言って、もし来なかったらどうするんだ。」

「俺を信じるのだよ。何故なら今日のおは朝占いでお前の射手座は１位だったのだから。」


占いだった。根拠なんて無かった。

だが、おは朝の占いは何故かよく当たるんだよな。



なんて考えてる内にコンビニに着いてしまった。


緑間は俺から逃げるようにさっさと冷たい飲み物コーナーにおしるこを探しに行った。やはり怪しい。



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