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名前「今までアンタら2人の望むことをしてきた。そして、僕は全部完璧にこなしてきた…
なのに、なんで僕のやりたいことは拒否するの？サッカーを僕から奪うつもりなら…これから僕は一切アンタらの言うことは聞かないし…次、僕の邪魔したら許さないよ？」
名前はそれだけを言うと自分の部屋に戻った
両親はそれ以上のことは言ってこなかった
名前はそんなことを全く気にせず楽しい日々を続けていたある日、事件が起きてしまった…
名前が大学を卒業して
後もう少しで10歳になる頃だった
サッカーチームで練習していることだった
【ドクンッ！】
名前「ウッ！？」
突然心臓が強く跳ねた
そして、息苦しくなってしまう
名前「ゲホッ！…ゲホッゴホッ！」
名前は咳き込んでしまい口元を抑えて
しゃがみ込む、周りはすぐに駆け寄り
心配していると
名前「ガハッ……は？」
喉が焼けるほど熱くなり吐き出すと
べっとりした血が蒼の手に付きその血は
たらりと芝生に落ち水溜まりを作った…
それからのことはあまり覚えていないが…
いつの間にか病院にいて診察を受けた
医師からは回復には時間が掛かると言うことと激しすぎる運動はなるべく控えることを伝えられた
蒼は体のこともあるが日本にそろそろ帰国することにもなるのもあり、仕方なくサッカーチームを辞めることになった。そして、診断を受けた後のこと…
賢&清華「「名前！！！」」
名前「…」
賢「吐血したって聞いたぞ！？
お前…！大丈夫か！？」
清華「名前！怖かったわよね！？
もう、大丈夫よ！お母さんもお父さんも付いてるからね！」
名前の両親は病院に着いたのか
名前に駆け寄り抱きつこうとするが
名前はスルリと避けた
賢「名前？」
名前「僕に触らないで…
僕…言ったよね？次、邪魔したら許さないって」
清華「名前？何を言って…」
名前「アンタらでしょ？
僕をこんな風にしたのは…」
賢＆清華「「！？」」
名前はこうなった原因をすぐに理解した
“僕がこうなったのは両親のせいだ“と…
恐らくサッカーを辞めない名前に無理矢理辞めさせようと、何か薬でも盛ったのだろう…
賢「な、何を言っているだ？
私達はお前の親だぞ？そんなことをする訳…」
名前「そんなのどうだっていいよ…
アンタら2人は親としても人としても失格なんだから…」
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作者名：眠い羊ちゃん | 作成日時：2023年3月1日 0時
