・ ページ29
?「おいおい、ここは迷子の子供が来るところじゃないぞ?」
名前「ん?」
近づいてきたのは、毛先に青いグラデーションの入った綺麗なブロンドの髪に服の隙間から覗く青い薔薇のタトゥーを入れた優しそうな好青年だ
名前「君は?
みない顔だね、新しく来た人?」
?「まぁな、お前は前からいたのか?」
名前「うん、4年前にここで練習させてもらってたの」
?「そうか、前から居たからってクソ調子に乗るなよ?」
名前「はい?」
それだけ言うと立ち去ってしまった
その後をもう1人、顔の整ったタレ目がちの優しそうな青年が追いかけて行く
名前「何?あの人…」(ボソッ)
「名前気をつけろよ、アイツ」
「アイツ…今度は名前に目ぇつけたのかよ」
名前「え?どうしたの?」
ノア「名前。アイツだ」
名前「アイツって…まさか」
ノア「お前と“化学反応“を起こす相手だ」
名前「あの人が…」
それから暫くすると、練習試合をすることになり、一時的にノアが決めたチームで蒼は先程の青薔薇の青年ともう1人のタレ目の青年と同じチームになることになった“化学反応“を起こすために同じになったのだろう
名前「君も同じチームだねよろしくね、
えーっと…」
名前は青薔薇の青年の近くにいたもう1人の優しそうなタレ目の青年に話しかける
?「お前が名前ですか?」
蒼「(別に珍しいことでもないけど、見た目に反して口悪い?)うそうだよ。君も初めて見るね」
?「やめてくれますか?名前の分際で」
名前「え?」
?「少し前から居たからって
“カイザー“の人気を奪おうなんて…
忠誠心違反☆イエローカード一枚目です」
名前「そんなつもりないんだけど…
(ん?“カイザー“って…まさか新世代11傑の“ミヒャエル・カイザー“!?)」
不思議そうな気分で居たが“カイザー“という名前を思い出し、そのことに驚くが…
練習試合がそろそろ始まりそうだったのでポジションに付いた。相手チームにはノアと蒼の実力を知っている何人かがいるバランス良く分けられているみたいだ
FWは蒼とカイザーの2人、先程のタレ目の青年はMFという構成になっている。
そして、試合開始のホイッスルが鳴る
【ピー!!!】
最初のボールは蒼だ。
名前はスペインで身につけたドリブル技術と体の小ささ、より早くなったスピードを駆使して敵陣に切り込むが_
名前「!」
ノア「そのドリブル技術…ラヴィのか」
86人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年3月1日 0時