CCGの異端児と迷探偵少女 (ページ48)

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45.アイラと月山さんページ48

～月山side～
僕は月山習、美食家さっ！

最近の僕の悩みは金木くんが食べれないことさっ！

アイラ「あの…月山さん…」

月山「なんだいマドマゼルアイラ？」

アイラ「なんですか？！この手錠は！！」

月山「クインケ製の手錠さっ！」

アイラ「私…月山さんに何かしましたか？」

月山「君から金木くんの匂いが少しするのさっ！」

アイラ「よくわかりましたね…駄目なのですか？」

月山「ダメだ！金木くんを食べられない僕にとっては拷問なのさっ！」

はぁ…はやく金木くんが食べたい…

アイラ「……」

マドマゼルアイラはいつ手錠をとったのかわからないが、目の前にいた

月山「粉バナナ！……じゃなくてそんなバカな！……でもなくて……どうして手錠から抜け出せたのかい？」

アイラ「錬金術でなんとかなりました」

それを聞いて僕はマドマゼルアイラの手を取った。

月山「錬金術を使って金木くんを食べさせてくれないかい？！」

アイラ「それ絶対錬金術使いません……じゃあ月山さん…あなた美食家の喰種なんでしょ？」

月山「どうして僕が喰種だと思うんだい？」

アイラ「自分で言ってたじゃない」

月山「Oh,mygod…」

アイラ「…松崎Aさんも食べてみたいと思いませんか？」

月山「…！…もちろん思うさ。初めて出会った時から一体どんな味がするのかとずっと興味をもっていたからね」

アイラ「…さすがに食べさせませんが、血ならいいんじゃないかな？」

月山「いいのかい…！？」

アイラ「うん！多分…」

こうして僕達はマドマゼルAの血液を取りに行くことになった。

～～～～
アイラさん…？！