CCGの異端児と迷探偵少女 (ページ45)

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42.もしもページ45

～什造side～
什造「リリー、もしも僕にモラルがなかったらリリーは僕を嫌いますか？」

リリー「いきなりどうしたのですか？」

リリーは僕の聞いたことにきょとんとした顔で聞いた。

什造「もしもの話です」

リリー「う～ん…驚きますが嫌いになりません」

什造「じゃあもしも僕が人の財布を盗ったら嫌いになりますか？」

リリー「そのお財布返しなさいって怒って返してあげれば許しますよ」

什造「もしも僕が喰種に育てられたって言ったらリリーはどうしますか？」

リリー「喰種でも育ててもらったんですから私は何も思いません」

什造「じゃあ……もしも什造が本当の名前じゃないって聞いたらどうしますか？」

リリー「名前が違っていたら什造さんからその本当の名前で呼ぶだけです……私に嫌われないか不安なんですか？」

什造「はい…」

だって、全部もしもじゃなくて本当ですもの

リリー「そうなんですね…私ももしもの話していいですか？」

什造「はい！」

リリーのもしもの話はなんでしょうか？

リリー「……もしも、剣や矢や斧に火をまとい、斧を軽々と持ち上げ、私に魔法が使えたら？」

ずいぶんファンタジックなもしもですね…

什造「見てみたいです！」

リリー「…！そうですね。もう信頼出来るからいいですかね…」

すると、リリーは僕の手を引っ張った。

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ついに明かす？！