第157話〈【悲報】逃げられた〉 ページ12
私の方にも死霊が襲いかかって来たので思わず術者から目を逸らしてしまった。
チッ、イタクが斬っても斬っても蘇ってくるってことはやっぱ滅した方がいいのか。
でも、1番早いのは術者を倒すことだなと、もう一度術者の方を見るが、
そこには、もう、誰もいなかった。
……やば、逃げられた。
竜「生き死にを操るのは晴明の十八番…御門院か……!!」
しかも御門院説。黙っとこう。術者見たのは黙っとこう。
気配を探るがあまり正確には分からない。
でも、おそらくは上かな。
しかし、それと同時に同じ方向から、秋房の、よく知った気配がする気がした。
(……待てよ?あの術者が御門院だとして、秋房の方に行ったとしたら…………っもしかして………!!)
『……やばい、リクオ……秋房が、危ないかもしれない……っ先行って!!』
リ「っは?危ないって、」
『術者は多分上の方に行った!!
……ここは大丈夫だよ。こんな雑魚一掃してすぐ追いつくから……行って』
_______…秋房を、守って。
縋るように言うとリクオは数秒間をあけて頷く。
その瞳は、少しだけ悲しげに揺れていた。
『……?』
竜「おいA…!!お前術者知ってたんなら仕留めろよ!!」
『っしょうがないじゃん!?死霊に襲われて目離した隙にいなくなってたんだから!!』
はぁー、仕方ないな。
リクオは行ったし竜二には怒られたしで、そろそろ私も仕事をしますか。
『……結』
死霊を一気に30体ぐらい囲む。
そして、
『滅』
パァンッと音を立て、滅される死霊。
竜「ッチ!相変わらずチートだな…」
『簡単そうに見えてっかもしんないけどムズいんだよ?特に座標指定。ちゃんと相手を捉えて囲まなきゃいけないんだからさ』
てか見てないで皆も戦えよ!!と焚きつければ1番に動いたのはイタク。
座敷童子の紫を連れていったから死ぬことは無いだろう。氷麗はイタクに着いてったけど離れ離れになってたら……ちょっと心配だな……。
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printemps(プランタン)(プロフ) - 氷麗さん» あれ、そうだった!ありがとうございます♪ (2020年8月9日 14時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - 氷麗さん» そうですそうです!!可愛いですよね!!花開院竜二あんな顔してそんなこと気にしてるんですから……もう…その設定アザっすって感じですwwwwww (2020年8月9日 11時) (レス) id: 28518779ae (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - printemps(プランタン)さん» ちびなの気にしてる花開院竜二尊いです…いつも並ぶのが魔魅流くんですから……www (2020年8月9日 11時) (レス) id: 28518779ae (このIDを非表示/違反報告)
氷麗 - 竜二が室内でも下駄履くのって、自分の身長気にしてるからなんじゃないんでしたっけ(((あれ日本語おかしい…? (2020年8月9日 9時) (レス) id: 0b4aa008b9 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - 確かに下駄ダメだわ… (2020年8月9日 6時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くうはく | 作成日時:2020年7月17日 20時