24話 ページ26
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モノクマ「じゃじゃーん!大・勝・利!」
モノクマはウサミが持っていたステッキを壊して踏んずけていた。
ウサミ「ふわぁ!あちしのマジカルステッキがっ!!」
モノクマ「さてと、完全勝利のその後は…
そもそも、オマエは地味なんだよな。
真っ白なウサギなんて地味すぎるんだよな。
という訳で、ボク好みに改造してやるよ!
アーッハッハッハ!」
そう言うと、モノクマはウサミを改造するために暴れ(?)だした。
モノクマ「ボクに逆らうとどうなるか…
噛み砕いて、噛み千切って、噛み締めさせてやるっ!」
ウサミ「きゃあああああああ!や〜め〜て〜!
モノクマ「コラッ、じっとしてろ!
木の棒が…中に入らないだろっ!」
ウサミ「イ〜ヤ〜だ〜!
そ、そういうのはダメでちゅって〜!」
モノクマ「じゃじゃじゃーん!大・完・成!」
改造されたウサミは確かに少し変わっていた。
ウサミ「なっ…!なんでちゅか、これっ!?
あちし、こんな妙チクリンなの嫌でちゅ!
元に戻してくだちゃい!」
モノクマ「あらら…お兄ちゃんのセンスに口答えとは、モノミちゃんは不良さんなのかなー?」
ウサミ「へ…お兄ちゃん?モノミ?」
モノクマ「オマエの立ち位置って今あやふやだから、ボクの妹の"モノミ"って設定にしたの。
…後付けの設定だけどね。」
ウサミ「ど、どうして、あちしがあんたの妹なんでちゅか!?」
モノクマ「…じゃあ、姉さん?
あなたは生き別れたボクの姉さんだったんだね?
うーん、しっくりこない…
やっぱり、オマエはボクの妹だな。
そういう訳だから…モノミよ!
金輪際、お兄ちゃんに逆らったら許さないからな!」
モノミ「ほわわっ!すっかり名前表示も"モノミ"に!?
ちょ、ちょっとー!
勝手にそんな設定なんて許しませーん!」
ウサミ…じゃなくて、モノミがそう言うとモノクマはモノミを殴り始めた。
モノミ「うぎゃああああああああああ!」
モノクマ「バッカモーン!お兄ちゃんに敵うと思ったかー!」
モノミ「痛い!ぶたれると凄く痛いでちゅー!!」
モノクマ「どうだー!思い知ったかー!」
モノミ「うう…せめてマジカルステッキがあれば、性格の悪いモノクマなんてやっつけられるのに…」
マジカルステッキってそんな凄いものなんだ…
モノクマ「うぷぷ、隙があるのが悪い…
戦場では一瞬の隙が命取りとなるのだよ。」
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作者名:雪猫 | 作成日時:2017年8月26日 5時