夢みたいな(残酷な)世界で少女は何を思う？スーパーダンガンロンパ2 (ページ25)

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23話ページ25

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最後に来た日向君がジャバウォック公園に着くなり、ウサミの叫び声があたりに響き渡った。

ウサミ「ど、どこでちゅか！？
どこに隠れてるんでちゅか！？」

日向「か、隠れてるって…誰に言ってんだ？」

すると、あの不気味な声が聞こえた。

？「うぷぷぷぷっ！！」

「…っ」

…なんだろう。この嫌な予感と恐怖は…

前にも感じたことがあるような恐怖…。

でも、どこで感じた恐怖だろうか…？

ウサミ「やいやい！どこでちゅか？
どこにいるんでちゅか？」

？「アーッハッハッハッハッハ！！」

どこからか出てきたクマの形をした喋るヌイグルミ…？だった。

左半分が白くて右半分は黒のモノクロなクマ？

？「やぁ！お待たせしました！
そして、お久しぶりでございます！
ボクはモノクマ！この学園の学園長なのです！」

お久しぶり…でございます…？

ここの誰か、このクマと知り合いの人でもいるのかしら…？

モノクマ「さてと、さっそうと登場したところで、まずは…
ヌルいよ、ヌル過ぎだよ！ヌルヌルだよっ！
…えっ？ヌルヌルなの！？」

ウサミ「やっぱり…あんたでちたか！
でも…どうして…？
どうして、モノクマがここにっ！？」

さっきのお久しぶりって、ウサミに対して…？

モノクマ「うっるさーいっ！
ボクは怒ってるんだよ…
オマエラのヌルいムードに吐き気マックスなんだ。
おいっ！何が『どっきどき修学旅行』だよ！
退屈だよ！絶望的に退屈過ぎるんだって！
お陰で、全然盛り上がってないじゃないか！
茶番はいい加減にしろって！
もっと、こう…世間のニーズに応えろよ。
平和で穏やかな高校生達の楽園生活なんて、誰も望んじゃいないんだって。
みんなが見たいのは…
他人の不幸…そして絶望だけなんだよ…」

九頭龍「な、なんだよ…このヌイグルミ…！
言ってる事が滅茶苦茶だぞ…！」

十神「一体…どうなっているんだ？
こっちのヌイグルミはなんなんだ？」

ウサミ「ミナサン危険でちゅ！
ここは、あたしに任せて下がってくだちゃい！
どうしてモノクマがいるのかわからないけど、このマジカルステッキさえあれば…」

モノクマ「やー！隙ありー！！」

ウサミが話してる途中にモノクマがウサミに攻撃(？)を仕掛けた。

モノクマ「あちょー！あちょー！」

ウサミ「やっ…やめっ…！」

モノクマ「ちぇい！ちぇいちぇい！！」

ウサミ「きゃああああああああ！」

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