愛されすぎて困ってます【朔間零・蓮巳敬人】 (ページ13)

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？「美味しい料理を作るッスよ！」ページ13

エントリーNo.1
『南雲鉄虎』
鉄虎「炎は大きい方が格好いいッスよ！さぁ、できたッス。チャーハンッスよ～。」

黒いそれは実にチャーハンとは言い難い代物であった。そのため零は遠くから眺めているだけだった。

エントリーNo.2
『紫乃創』
創「マカロンを作ってみました。紅茶もどうぞ♪」

見た目も色鮮やかで零は少し気になっているようだった。

エントリーNo.3
『真白友也』
友也「俺はこんな野菜炒めしか作れないけど・・・、どうでしょうか。」

嫌いな野菜があっても食べやすいような工夫がされていて、零はくんくんと匂いを嗅いでいた。

エントリーNo.4
『○ひなた』
ひなた「甘いものが大好きな俺はたまに作ってるんです、美味しいですよ、パフェ。」

生クリームが気になるようで一番上の生クリームをペロペロしていた。気に入った様子。

エントリーNo.5
『高峯翠』
翠「八百屋の息子はこれしかできないです。っというかサラダなんて誰でも作れるよね。鬱だ・・・。」

ドレッシングを自分で作るという工夫しているようで、とてもサラダに合うため零は嬉しそうだった。

エントリーNo.6
『姫宮桃李』
桃李「僕が作ってやったんだからな！ピザだぞ！」

小さめのピザは意外とヘルシーに作られていて体にも良いため今までで一番の食べっぷりだった。

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優勝は鬼龍だった。

零「お腹いっぱい。ってか意外と料理上手い人沢山いんだな。」

幸せそうに笑う零を見ていると皆の顔に自然と笑顔が宿っていた。

零「蓮巳ちゃんは料理できたんだな、意外。」

背中から零に抱きつかれた敬人はピクッと反応した。

敬人「蓮巳ちゃんじゃない。しかも近いし重い。邪魔だから退いてくれ。・・・これでも英○がごねるときは度々作っていたんだがな。」

そこまで言うと敬人と零以外の人はバッと敬人のことを見た。皆の目が驚いたように目が点になっていた。

アドニス「(゜〇゜;)?????」

みか「な、なんやて。朔間君の弟君のことを邪魔ゆうたで。」

レオ「あ、は、あは、あはは。何言ってんのケイト。零が邪魔なわけないだろ。」

皆がおかしくなった。怖い。今にも襲いかかってきそうだ。それなのに誰も敬人に手を出そうとはしなかった。なぜか、それは敬人も零と同じくらい愛されていたからだった。零を侮辱しても許されるゆういつの存在だからだった。