丗参 ページ26
『あのブラック本丸の調査を、また…?』
審「はい、といっても、危険な任務ではありません、唯、もう異常がないか調べて来てくれるだけでいいので、あ、あと、今回はAさんと鶴丸さん、三日月さんで行ってきてほしいんです、お三方なら、経験豊富で、本丸のこともよく知ってらっしゃるでしょうし…」
『はい、了解しました』
私は傍に置いていた自身を手に取り、腰に刺して二振を呼びに向かった、
____
『二人共、もう少し緊張感持って行きなさいよ
三日月は相変わらず時間通りに来ないわ
鶴はさっきから私に抱きついてるわでなんなんだい!』
こんのじじいども!!(人のこと言えない夢主)
三「はっはっはっまあそうカリカリするなAよ」
鶴「違う俺に構ってばっかだったくせに……」
『あーもうっ!さっさとする!!』
_______
嗚呼、忘れていた、Aの事を一番理解している俺がきちんと思い出していれば、
『ガハッ………ゴホゴホ……』
静まり返ったこの庭、あの時のように、処々に付いている血、
『つ………る………』
あの時のように、俺の事を、必死で呼ぶ声、
三「おいA!鶴丸!これは本当にどういうことなのだ!!」
鶴「っ……!取り敢えず、そこの縁側に、!」
『が、……はっ……、はぁ、』
(あの時のようには、もうしたくない、もう一人の俺のように、大事なものを、守れるような俺に……)
『【主様】……………』
Aは手を手繰り寄せ、何かを抱き締めるように苦しんだ、
《どうして私を、消そうとするのですか……?》
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雪鰆 - めっちゃ面白いです!やっぱり鶴さんかっこいい〜 (2018年9月23日 14時) (レス) id: 835c76ad1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Dream | 作成日時:2018年5月26日 21時