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「ジョングク、日直の仕事は出来る限り私がするから、ジョングクはしっかり授業を聞く事。寝ちゃ駄目だからね?」
JK「……すぅ。」
「早速寝ないの!」
JK「はっ。」
体を揺さぶりジョングクを起こす。
いつもの事ながら心配だ……
「もうすぐテストなんだから、また前みたいにノート全然書いてなかったーとかだったら怒るからね!」
JK「……ん、分かった。」
こくりと頷くジョングクを見て、
私もやっと自分の席に座る。
いつも通りの朝。
いつも通りの日常。
これからも毎日、こんな日々が続いていくもんだと、
この時の私は信じ切っていたんだ。
***
「ジョングク、クリーム口の端に付いてる。」
JK「ん……A、取って。」
「自分でしなさい。」
お昼休み。
いつも通りジョングクと机をくっ付けてのお昼ご飯。
クリームを取ってと言ってくるジョングクの目の前にポケットティッシュを置くと、
渋々と言った様子で自分で口を拭いた。
はぁ、何だか小さい子のお守りしてる気分……
前に、
"二人って幼馴染と言うより親子のようね"
とクラスの子が言ってたがまさにそうかもしれない。
「そう言えばジョングク、日誌ちゃんと書いてる?」
食べ終わり一息付いた所で、
私は今とても不安に思っている事をジョングクに聞いて見た。
JK「大丈夫、書いてる。」
「本当に?それなら良いけど……」
***
一時間目の授業が終わった時だ。
日直の仕事で日誌を書こうと取り出したら、
突然ジョングクが……
JK「日誌、俺が書く。」
一つ一つの授業の感想等、
日誌を書くのは私でも面倒だ。
それを、ジョングクが書くと言い出したのだ。
今日は嵐か……
何度私がやるからと言っても、
"俺が、書くから"の一点張り。
まあ、たまには良いかと思い、私はジョングクに日誌を渡した。
渡したのだが……
「ジョングクが日誌書いてる姿を今の所見てないんだけど。」
JK「大丈夫だから、ね。」
「……本当に?」
JK「本当に。」
「じゃあちょっとだけ日誌見せてよ。」
JK「……そんなに、俺の事信用ない?」
「そ、そう言う訳じゃ無いけど。」
JK「大丈夫、だから。」
へにゃりと微笑むジョングクに、わたしはもう何も言えなくなってしまう。
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パピコ☆★ - この作品めっちゃ見てて面白いんです!!!だから早く復帰してもっと素敵な作品を作ってください!応援してます(笑)ファイティンf^^*) (2017年11月21日 1時) (レス) id: 82be0f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
未夢.(プロフ) - ペコさん» 本当それですね主人公は前世で良い事いっぱいしたのたかも知れませんね\(^o^)/(←)もうわいは主人公になりたくて毎日神様に祈ってます(嘘←) (2017年11月18日 13時) (レス) id: 233af58056 (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ(プロフ) - 蜜紀さん» もちのろんのろん!ですよよよよ!!よろしくです(*^ω^*) (2017年11月16日 22時) (レス) id: 4d2c784ea8 (このIDを非表示/違反報告)
蜜紀(プロフ) - アヤネさん» こっちのセリフっすよおお(^q^)仲良くしてくだせいい (2017年11月16日 22時) (レス) id: 92e8be1db8 (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ(プロフ) - 蜜紀さん» 当たり前ですよッ!!なかよくさせてくださいよ!! (2017年11月16日 22時) (レス) id: 4d2c784ea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未夢. | 作成日時:2017年11月13日 22時