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……_____私の幼馴染の話をしようと思う。
「ちょっといつまで寝てるの!学校遅れちゃうでしょ!」
JK「んー、後五分。」
「さっさと起きる!」
私の幼馴染はよく寝坊する。
JK「ん……ぁ、おはよ、A。」
「はいはいおはよう。さ、今日は私達日直なんだから、早く支度して。」
JK「着替え……面倒くさい。」
「下で待ってるからね。」
私の幼馴染はかなりの面倒くさがり屋で、
JK「ふぁあ……眠い。」
「こら!歩きながら目をつぶらない!」
私の幼馴染は、何て言うか、
「早く歩かないと学校間に合わなくなっちゃうでしょ!」
JK「……疲れた。もう一歩も歩けない。」
「まだちょっとしか歩いてないのに何が疲れたよ!ほら早くー!」
何事に対しても、全て無気力だ。
***
「はい到着ーっ。」
JK「……帰りたい。」
「着いたばっかで何言ってるのよ……」
私はカン・A、高校二年生。
教室に着いても駄々をこねて自分の席に着こうとしない彼は、
何かもうどうしようも無い私の幼馴染だ。
幼馴染の名前はチョン・ジョングク。
家は隣同士で高校も一緒ならクラスも一緒、
席まで隣り同士と言うまさに腐れ縁の幼馴染。
そして、ジョングクは、誰もが認める美男子だ。
栗色のふわふわとした髪、
でも、背は私よりもうんと高く男子にしては大きい。
かっこいいと言うより可愛らしい顔付きをしており、
イケメンでは無く、美男子と言った方がしっくりくる。
***
『ジョングク、また幼馴染ちゃんに世話焼いて貰ってるのか?』
私がジョングクを引きずって登校する姿は日常茶判事な為、
今では微笑ましい視線がクラスのあちこちから私達に飛んでくる。
『ああ、でも良いなあ幼馴染……俺も幼馴染が居たら、毎日モーニングコールして貰っていちゃいちゃしながら登校……たまんねえ……』
『モーニングコールなら彼女にでもして貰えば良いんじゃね?』
『お前、俺に彼女が居ない事を知っておきながら……!っつーかお前だってこの前彼女と別れたばっかりのくせに!』
『な、何でそれを……!?』
やんやんと盛り上がる教室。
私はまだ眠たそうなジョングクの背中を押し、
何とか机に座らせる。
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パピコ☆★ - この作品めっちゃ見てて面白いんです!!!だから早く復帰してもっと素敵な作品を作ってください!応援してます(笑)ファイティンf^^*) (2017年11月21日 1時) (レス) id: 82be0f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
未夢.(プロフ) - ペコさん» 本当それですね主人公は前世で良い事いっぱいしたのたかも知れませんね\(^o^)/(←)もうわいは主人公になりたくて毎日神様に祈ってます(嘘←) (2017年11月18日 13時) (レス) id: 233af58056 (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ(プロフ) - 蜜紀さん» もちのろんのろん!ですよよよよ!!よろしくです(*^ω^*) (2017年11月16日 22時) (レス) id: 4d2c784ea8 (このIDを非表示/違反報告)
蜜紀(プロフ) - アヤネさん» こっちのセリフっすよおお(^q^)仲良くしてくだせいい (2017年11月16日 22時) (レス) id: 92e8be1db8 (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ(プロフ) - 蜜紀さん» 当たり前ですよッ!!なかよくさせてくださいよ!! (2017年11月16日 22時) (レス) id: 4d2c784ea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未夢. | 作成日時:2017年11月13日 22時