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02夜 ページ2

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うわっ!クソッ!


チョロ松兄さんと一松兄さんかよ!!!






すでにかぎつけていたのかぁぁああ!!!









「やましいことが無いならみせられるよねぇ」




『だから関係ないって!』





チョロ松兄さんは紙袋を取ろうとするが、私はその手を叩き落した。
顔が歪む兄さん。




「イッタ〜」



『んだよ!さわんじゃねーよ』





私は隙をついて走るが、腕を一松兄さんに掴まれてしまった。
怪しく笑う兄さん。







チッ、仕方ねぇな!








私は覚悟を決めて抵抗をやめた。
それをみて兄さん達は笑う。






なんともしれっとした顔で私は二人に人差し指を向ける。







『あーーーー!!!あそこに見たことのない柔らかそうな肉球を持った可愛い猫と!

めちゃくちゃ可愛い格好したにゃーちゃんがいる!!』






そういった瞬間二人は嬉しそうな顔で後ろを見た。









その隙に全力で公園を出る私。









夜中に怪しそうな紙袋を持ちながら真顔で全力疾走する人間はたぶん私だけだろう。

いや、それよりも兄妹の中であの二人に嘘をついたのできっと私は捕まればとんでもないことをさせられる。









でも!この紙袋の中身だけはどうしても守らなくては!






私は生唾を飲んで紙袋を見た。









私はもう来ないんだと油断した。
まさか後ろから兄さん達がバイクで追いかけてくるなんて思ってもいなかった。









「こらぁぁあ!A!にゃーちゃんなんていなかったぞ!!」



「…よくも兄貴を騙したね…ヒヒッ」






ひぃぃぃぃぃ。

ヤバい、捕まればヤラレル…









私は瞬時にしてさとった。
兄さん達に隠し事すると、やばいことになると。









それでも私は走る!




たとえ左右からパトカーが来ても!









『すみませんすみませんすみません』








なんと兄妹全員そろった。


前方から犬の格好をした十四松兄さんが犬のように走っている。なんという悲劇。





「A、こんな時間まで何してたのかな?この長男様がメールを何百件も送ったのに」




お前が送ったのか!!





「Mysisterもう逃げられないぜ」





「さっさとその紙袋、渡しちゃいなよ」







「わんわん!」









普通に考えたらなにこの状況、ありえないって。


でも、必ず逃げてみせる!









私は絶叫しながらある行動に出た。






『おらおらおらおらおらぁぁぁぁぁあ!』

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クーoo - 面白い!!はまりました^ω^占いツクールで「爆わら松さんCONTEST」やってます。ぜひ投稿してください!!よろしくお願いします!! (2016年8月31日 19時) (レス) id: ebef6091ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - あのパスワードってなんですか?教えてください (2016年8月11日 23時) (レス) id: 928797afc2 (このIDを非表示/違反報告)
さくや(プロフ) - 続編のパスワード教えて!! (2016年8月11日 23時) (レス) id: 8bfc66488c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続編のパスワード教えてください (2016年8月11日 17時) (携帯から) (レス) id: f35e024f80 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - いっ…一体何をされたんだ夢主は…((ガクブル (2016年5月15日 11時) (レス) id: fe13ba260c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みかど | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年1月3日 23時

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