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竹早「まだ緩々の地盤ですけどね」
トミー先生「第一歩が踏み出せればそれで充分じゃよ、ここからが始まりじゃ!」
山之内「これで心置きなく団体戦にも出られるよな!そうだ、今強い高校ってどこなの?」
小野木「桐先だろうな、文句なく」
如月「文字通りの強豪校!」
山之内「じゃあ打倒桐先だ!!」
拳を上げて盛り上がる山之内を見て鳴宮と竹早、Aは苦笑いをした……
桐先高校弓道部にて、通常練習が行われていた
佐瀬「風舞高校?へーあそこ弓道部あったっけ?」
本村「今年からできたそうです」
椛島「気にする必要なないでしょう?俺たちは名門桐先高校です、そんなぽっとでの連中目じゃないですよ!」
本村「そうですね……それに今年は彼もいますし(九条さんはいませんけど……)」
本村の視線の先には竹弓を引き的中させた藤原がいた……
風舞弓道場にてトミー先生を前に部員全員集まっていた
トミー先生「さて、団体戦出場も無事決まったことだし諸君もより一層練習に励みたいところだと思う。じゃが知っての通り、わしは腰を痛めておって弓が引けんしAさんが先生替わりをしていおる……そこでわが校専属コーチを呼ぶことにした!入って来ていいぞい!」
扉から入ってきた男を見た鳴宮は目を見開く
鳴宮/小野木「マサさん!?」
口が揃った2人は顔を見合わせ竹早はそんな鳴宮を見た後青髪の男をもう一度見る。Aもどこか見たことがある顔だと過去を振り返っていた
滝川「滝川雅貴23歳、好きな食べ物は生姜焼き苦手なのはオニオンスライス。特技はお祓いと御祈祷です、よろしくおねがいします」
にこやかに挨拶したが少しの間部員は固まる
白菊「トミー先生、コーチと仰いますがこの方はどういう?」
白菊に質問されたトミー先生は笑った
トミー先生「昔からの知り合いでのう、なんとこの若さで弓歴15年。みんな必ず上手くなるから安心して教わるとよいぞ!」
滝川「ハードル上げないでください森岡先生。ま、そういうことでがんばります」
鳴宮は滝川の髪が切られていることに気づいた
鳴宮「なんか変な気する。でもマサさんがコーチなんて……」
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作者名:奏 | 作成日時:2023年1月24日 8時