～アングレカムをあなたへ～ (ページ13)

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第9話ページ13

月『蒼先輩を早く見つけて帰ろ』
零｢月遥〜！｣
廊下の角から出てくる
月『……蒼先輩〜!!どこですか〜!!』(あの人なんで僕の名前知ってんの)
零｢無視しないで月遥〜！！！｣
月『……あの、どなたでしょうか？』
零｢もしかして我輩のこと忘れてる！？我輩忘れられてる！？｣
月『忘れられてるというか、初対面ですよ』
零｢そんな事言わないで月遥！お兄ちゃん悲しい！｣
零｢もしかして我輩のこと忘れてる！？我輩忘れられてる！？｣
月『忘れられてるというか、初対面ですよ』
零｢そんな事言わないで月遥！お兄ちゃん悲しい！｣
月『は？お兄ちゃん？』
零｢そうじゃよ〜！お兄ちゃんじゃよ〜！｣
月『僕の兄は朔間凛月だけですよ』
零｢そんなこと言わないで月遥！｣
月『……学校帰らないと行けないんですけど』(うっざ)
零｢ま、待って月遥！咲夜は？咲夜帰って来たんじゃろ？元気だったかえ？｣
月『……お前には関係ないだろ』
零｢…つ、月遥……｣
月『あの名前で呼ばないでくれませんか？』
零｢す、すまんのう…せめて咲夜の様子だけでも…｣
月『赤の他人に教えられるわけない』
零｢…そう、か……｣
月『では、僕は失礼します』
零｢………(やっぱり怒っておるんじゃろうか…)｣