ゴーストタイプの未来予知 (ページ15)

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保護ページ15

『朝７時。こんな時間に起きてしまった』

野宿している僕には関係ないけどな

でもさすがに朝はきつい……。
……そこらへんぶらぶらしよ～っと

『……！お墓かな？』

“お墓“という言葉に過剰に反応してしまう
得に意味はないけど。場所に近づくとだ
んだん霧が濃くなった

うう“気味悪い……怖い((ﾟДﾟll))

ガサッ

お決まりのやつ……だよな……！

『ぎゃあぁぁぁ!!!!うわわっ！
すみません！』

どこのどいつに謝ってんの……！僕！

{痛いの}

前より鮮明に聞こえて来る声……
目を開くとフワンテが泣いていた

『どこが痛いんだ』

{ひいっ！近づいて来ないで！}

『僕は君を手当したいんだ。君の敵
じゃない、味方だ。』

{ほんとう？}

『うん！じゃあ手当するね！』

救急かばんをあけ包帯を取り出すものの

『丸いから巻きにくいな』

しょうがない……笛使うか
笛はルザミーネ姉さんから貰った
不思議な笛。たぶん中古。

『～♪～～♪』

濃かった霧がはれ、響き渡る
この笛……なぜか僕にはふけて他の人には
ふけないのだ。

神様の贈り物なのかな＿＿＿。